イラッとしたときに感情的に怒らないための「まぁいいか」

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奈良マラソンでもゲストハウスを利用しました。取材の費用に限りがあるわたしのような人間には、最近のゲストハウス増加は本当に助かります。都内でも連日の仕事の場合は、家に帰るよりもゲストハウスのほうが安かったりします。

ただ、ゲストハウスには様々な国の人たちがやってきます。日本人の常識が通じないこともよくあります。このため、基本的には臨機応変に対応する能力が求められます。

海外から来た人たちに対して「常識で考えて」というのはナンセンスです。

今回のゲストハウスはトイレとシャワーが一体になっているユニットバスタイプでした。ゲストハウスでこのタイプは初めてだったのですが、これはトイレとシャワーが混雑するだろうなという予感はありました。

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一応、1部屋に1個ずつユニットバスがあり、「1号室専用」といったようにドアに書かれています。

問題が起こったのはマラソン当日の朝です。3号室用のトイレが埋まっていて、3号室に泊まっていた外国人の方が2号室用のトイレを利用しました。

これに対して2号室に泊まっていた日本人の若者が激昂します。2号室はその若者たちだけで利用していましたので、「ここは俺たちの場所」だとアピールします。強い口調で「早く出ろ」と英語でまくし立てていました。

マラソンの集合時間は迫っています。ですので気持ちは分からなくはありません。ただ、もう少し言い方というか、気持ちの余裕が必要かなとは思います。少なくともゲストハウスを利用するというのであれば。

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これはずっとわたしが気にしていることなのですが、ランナーは自己中心的な考え方をする人が多いような気がします。

これも奈良マラソンでの出来事ですが、奈良マラソンは会場に行くまで、少し道幅の狭い歩道を歩かなくてはいけません。信号もありますので、会場近くになると渋滞が発生します。

焦っても仕方ないのですが、何人かのランナーは車道に降りて強引に前に向かいます。静止されているにも関わらず、車道を横断する人もいます。

ほんの一部の人だけですが、正直なところそういう人たちはマラソン大会に出るべきではないとわたしは考えています。いや、出るのは勝手ですが大会側は失格にしてもいいのではないかと思います。

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とはいえ、そういうことをいちいち明文化するべきことではありません。それこそ「常識で考えれば」分かることなのですが。現実としては自分勝手な判断をする人が少なくありません。

マラソンは個人競技ですが、個人だけで走れる競技ではありません。運営する人がいて、ボランティアとして支えてくれる人がいて、同じコースを走る他のランナーがいます。

1人では成立しないのがマラソン大会です。

だとすれば、自分だけのことを考えるのではなく、相手の立場になって物事を考える。そんなスタンスも必要です。ときには自分の正しさよりも、相手の正しさを優先することも必要です。

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たくさんの人がいる中で、自分の常識が必ずしも正しい選択になるわけではありません。会社員として働いている人なら、それを痛いほど分かっていると思うのですが、ランニングシューズを履いた瞬間に、なぜかそれを忘れてしまいます。

スタート後の渋滞で無理な追い抜きはしない。後ろを見ずに急な進路変更はしない。いきなり立ち止まらない。そんなことをいちいち説明する必要はありませんよね。

自分だけが走っているわけではない。自分だけが生きているわけではない。じゃあどうすればいいか。

とりあえず、普段の生活からイラッとしたら深呼吸してください。そして、なぜイラッとさせた人がそのような行動を取ったのか考えてみてください。これが相手の立場になって考えるということです。

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仕上げに「まぁいいか」と意識的につぶやいてみましょう。だいたいことはこれで全部丸く収まります。魔法の言葉「まぁいいか」。忙しくてイライラすることの多い師走ですから、ぜひ使ってみてください。

ただし、自分の中で絶対に譲れないことだけは「まぁいいか」は使わないようにしてくださいね。男が男であるために、女が女であるために、譲ってはいけないものがありますよね。それは妥協せずにまっすぐにいきましょう。


もう怒らないレッスン
著者:和田秀樹
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