感覚でできないのならルールを決めて継続すること

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食欲はあるのですが、体から食べ物を欲していません。そんなことがあるのだろうかと不思議に思ってはいるものの、きっと体なりの思惑があるのでしょう。

考えられるのは、何らかの理由があって内臓への負担を和らげたい。もしくは、必要以上にエネルギーを摂取しているか。ただ、体には変化はなく、運動量は数日前まで増えていました。

体はこういうことがあるから面白い。起きていることは必ず理にかなっているのに、何故そうなるかはすぐにはわからず、後になってから「そういうことだったのか」と気づきます(気付かないこともありますが)。

でも、いつもと違うという感覚は、体からの信号なのは間違いありません。こういう信号を受け取って、大事になる前に対処できる自分でありたいところです。

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若いうちは信号を無視して痛い目にあっても笑って済ませることができますが、40歳を過ぎて自分にブレーキを掛けられないようでは困ります。アクセルを開けるべきところで、ブレーキを掛けるというのも困りますが。

歳を重ねるというのは、アクセルとブレーキの使い分けが上手くなることだと思っています。自分なりに良いことと悪いことの分別がつき、迷うことを少しずつ減らしていく。

わたしにとっての大人というのは、「迷わない人」です。そういう意味でわたしはまだまだ大人とは言えません。この歳で大人と言えないなんて恥ずかしい話ですが、理想ははるかに遠いところに。

体からの信号という意味では、やはりケガをしたというのは、本当に恥ずかしいことです。それも信号を受け取っていたのに、根拠のない大丈夫によってアクセルを開けてしまいました。その先のカーブを曲がれる技術もないのに。

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プロのスポーツ選手が「違和感があって」と口にしますが、そのレベルになると、きっと微弱な信号でも受け取り、ブレーキをかけられるのかもしれません。むしろ、そういうレベルの人でないとトップクラスになれないのでしょう。

疲労が溜まっているようならすぐに寝て、違和感があれば休む。厳しいトレーニングの後にはリカバリーをしっかりして、最高の状態でまた厳しいトレーニングを実行する。無駄のないサイクルで成長するからトップアスリートでいられるわけです。

ただ、完璧主義者であるべきかというとそうでもありません。むしろ、トップアスリートは一部の人を除いて、どこか抜けているところがあります。常に気を張るのではなく、リラックスした状態を基本とする人たち。

勝負どころではスイッチが入り、それ以外のところではストレスのない時間を過ごす。それを意図的にしているのか、それとも本能的にしているのかはわかりません。

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でも自分が本能的にできないなら、意識して真似るべきでしょう。本能的に休むという選択ができないなら、意識して寝る時間を早くしたり、意識的に回復しやすい栄養素を摂取する。

そのためにわたしたちには知性があります。そのためにわたしたちには学習します。

天才にはなれなくても、そこから学べば、ほんの少しだけでも天才に近づくことができます。そこに個性が加わればコピーはいつのまにかオリジナルになります。

だから、まずは正しいと信じる行動をきちんと真似て、時間をかけて自分のものにしていく。長い時間がかかるかもしれません。途中で嫌になるかもしれません。でも、そこで折れることなく自分を信じること。

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わたしの場合は「きちんと休むこと」がとりあえずの課題でしょうか。あたは、体がなぜ食べ物を欲していないのかを考えること。答えは出なくても考える。考えなければ、答えにたどり着くことはありませんから。

ゴールの見えないマラソンのようなものですね。走り続けてもゴールできるかどうかは分からないけど、走らないとゴールは近づいてこない。そういうのは、意外と得意かもしれません。

まあぼちぼちやるとします。


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