体にいいものじゃなくて美味しいものを選んでもいいじゃないか

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体に悪いモノを食べないようにしていると言うと、なぜか評価されるようなところがあります。玄米と味噌汁の粗食にしているというと、「さすが」みたいなことを言われますが、わたしは食べるものを体に良いか悪いかでは選びません。

グルテンフリーを意識してからはマクドナルドには行かなくなりましたが、マクドナルドのハンバーガーもポテトも大好きですし、添加物が入っているコンビニ弁当も食べることがあります。

添加物とか着色料とか、ほとんど気にすることはありません。

じゃあなんで玄米と味噌汁みたいな食事なのかというと、それが美味しいと思うからです。わたしは食べ物を選ぶときには美味しいかどうかだけで決めます。いくら体に良くても美味しくないものは食べたくありません。

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そういうと評価が180°ひっくり返って、あいつは贅沢だとか言われるわけですが、美味しくないものを食べないというのと、体に悪いものを食べないというのは、いったい何が違うのでしょう。

どんな食材だって、ちゃんと調理すれば美味しくなると思っています。臭豆腐やくさやのように好みが分かれるものは別としますが、決められた通りに作って不味くなるなんてことはまず考えられません。

でも、世の中には好みの範囲を超えて美味しくないものが意外とたくさんあります。それは食材に対して失礼なことだと思います。もちろん自分で料理を作って、調味料を入れ忘れて失敗することだってあります。

そういうときは本当に申し訳ないなと思います。そして、自分の食事なので、塩や醤油でなんとかリカバリーします。でも、料理屋さんとしてお金を取っていて美味しくないというのはどうでしょう。

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激安のランチなどで「この値段なら仕方ないよね」となることもありますが、本心で言えば味に妥協するくらいなら値段を下げるなよと思うのですが、それは経営の話も絡んでくるので、まあいろいろです。

ただ、美味しくないと思ったお店には2度と行くことはありません。それは贅沢なことでしょうか?

出てきたものを残すということはありません。美味しくないものは食べたくありませんが、注文して出てきたものが口に合わなくてもそれはちゃんと最後まで食べます。ただ2度目はないというお話です。

美味しければ正義だと思っています。添加物を使おうが着色料を使おうが。

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でも、そのあたりは上手く出来ていて、安易にそれらに頼るお店は美味しく感じても頻繁には行こうとはならないものです。これは小さなころの食生活が関係しているのでしょう。

子供の頃は外食なんて年に数回しかありませんでしたので、基本的には母が作ったものしか食べていませんでした。母は農家の人でしたので、食事はもちろんすべて自分で作ります。

それこそ年に1回くらいスーパーのお惣菜のようなものが出ることがあったような気がしますが、それの美味しかったこと。それはともかく、わたしの味覚は基本的には重松家の食事がベースにあります。

ナチュラルな味付けでないものは、美味しいと感じても「また食べたい」にはなりません。そういう意味ではマクドナルドの中毒性はすごいなとは思いますが。

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考え方はいろいろあると思います。でも、わたしは食事は楽しむものだと思っています。ただの栄養補給ではありません。幸せな気分になるために食事の時間はあります。

だから優先すべきことは「シンプルに美味しい」と思えることです。

栄養補給だけならカロリーメイトでも食べていればいいんです。ヴィダーinゼリーでもいいです。でも、そうじゃないんです。わたしは笑顔になるために食事をしています。

贅沢なのかもしれませんが、頑張って毎日働いているのですから、それくらいの喜びがあってもいいじゃないですか。


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著者:帯津 良一、幕内 秀夫
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