カメラのお祭り『CP+2015』に行ってきた

カメラのお祭り『CP+2015』に行ってきた

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カメラが好きた。写真を撮るのも、写真を編集するのも、カメラそのものも。カメラが好きすぎて歯止めが効かなくなるのを抑えるために、マイルールとしてオリンパスのカメラしか買わないことにしている。そんなわたしがずっと行きたかったイベントが『CP+』デジタルカメラの展示会。ようやく行くことができたのでその記録を。

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カメラ好きって結構いるし、かなり大掛かりなイベントなんだろうなと思って向かったのはパシフィコ横浜。いや、パシフィコ横浜って聞いたところで違和感はあった。だってパシフィコ横浜は大規模な展示会というよりは中規模な展示会が開催されるような会場だから。

会場入りして納得。よくよく考えたらカメラメーカーなんて日本で、いや世界でも数えるほどしかない。それに付随するカメラアクセサリのメーカーだって小さいところは無数にあっても展示会に出てくるような規模の大きいメーカーの数は知れている。どんだけ頑張っても中規模の展示会になってしまう。

それでも他の展示会よりも賑やかなのは訪れる人のほとんどがカメラを手にしているからだろうか。会場のいたるところでコンパニオンの即席撮影会が開催されている。わたしにはコンパニオンに声をかける勇気がないので、コンパニオンの写真は当然1枚もない。コンパニオンの写真を撮れても嬉しくともなんともないのだが。

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わたしのお目当てはふたつある。その内のひとつは先日も記事を投稿した『OLYMPUS AIR A01』だ。まずは手にしてみなくては始まらない。いずれ買うにしても、開発者の声も聞いてみたいじゃないか。というわけで実機に触ってきた。オリンパスのブースの中ではあまり目立たない感じだったのが気にはなる。

実機を触って話を聞いて、前途多難というのが正直なイメージだ。3月6日発売なので、ほぼもう完成品なのだが、アイフォンアプリとの連携がいまいちうまくいっていない。エラーで固まったり、うまく動作しなかったり。まず間違いなく、最初はアプリに対する否定的な声が上がるだろう。

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それでも、このカメラの素晴らしさは可能性の広さだ。「標準アプリが気に入らなければ自分で作ってみてよ」とオリンパスは言っているのだ。そしてそのための情報はオープンにしている。すぐれた開発者がいれば、素晴らしいアプリができるだろう。あらゆる角度で「こうだったらいいのにな」は自分で形にできる。

『OLYMPUS AIR A01』の魅力はそこにある。

次のお目当てはだいぶ前に記事にしたパナソニックの『DMC-CM1』だ。アンドロイド搭載のデジタルカメラ。もちろん電話もできる。間違ってもスマホにカメラが付いたのではない。電話を含む通信のできる高級コンパクトデジタルカメラという位置づけだ。パナソニックではコミュニケーションカメラと位置づけている。

このデジカメ、なんと13万円もする。ただ、8万円前後の高級コンデジにSIMフリーのスマホがくっついたと思えば打倒な値段設定のようにも思える。なにせ1インチのセンサが載っている。一眼レフやミラーレス一眼には及ばないけど、かなりの高画質を期待できる。そして撮った写真をすぐにSNSに送信できる。これは楽しい。

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ただ『DMC-CM1』は2000台限定だそうだ。あっという間に売れてしまうだろう。わたしだって欲しい。オリンパスのカメラしか買わないという掟なんてなかったことにしてやる。いや、これはスマホなんだと言い訳して買うかな。ただわが家の予算の都合もあるので今回は買えそうにない。

きっと今回注目されれば、パナソニックは次の機種も販売するだろう。それもキャリアからではなくパナソニックが販売する。それはAppleが売るiPhoneのような販売方法で、おそらく今年からそういう販売方法が増えてくる。携帯のSIMフリー化が義務付けされる。そうなればメーカーは自分で売ったほうが旨味が出る。

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このカメラの祭典は何も新機種の発表だけではなく、各メーカーが写真講座をやったり、ステージでプレゼンをやったりしている。写真講座はためになるものから、かなりの初心者向けのものまで幅広い。WACOMでやっていたペンタブレットとPhotoshopの講座ではプロの技にかなり衝撃を受けた。

そして、一番素晴らしかったのはオリンパスのライブステージで、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが行ったトークライブだ。写真は人の心を動かすことができるのだという強い意志が伝わってきた。思わず涙を流しそうな自分に驚いてしまったが、これがカメラの魅力なのだろう。

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わたしもいい写真を撮れるようになりたい。素人カメラマンだけど、もうちょっと基本を勉強して周りの人が笑顔になる写真を撮れるようになりたい。いや、そうなろう。そういえば大好きな小説『がんばっていきまっしょい』の中で悦ねぇはボートができなくなってカメラを手にしていた。

最近、いろいろ出来過ぎだなと思う繋がりを感じている。走ることができないわたしがカメラと向き合う環境ができている。これも偶然ではなく必然なのだと信じよう。いまはカメラを学びつつ体を治し、回復したらランニングカメラマン。ランナーだから撮れる写真を追求してみたい。

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