裸足ランナーが選ぶ「おすすめランニングシューズベスト5(2017年度版)」

今年もランニングマガジン・クリールのシューズトライアルに行ってきました。年々規模が小さくなっているような気がして、さらに参加者も減っているように感じます。正直なぜみんながこのイベントに来ないのかさっぱりわかりません。

シューズを選ぶのに、実際に履いて走ってみないと本当に自分に合う1足を見つけることはできません。スポーツ店で足を入れて「いい感じ」で選ぶのは、本当のシューズ選びではありません。

ただ、クリールのシューズトライアルには大手メーカーが出店していません。アディダスやアシックス、ナイキなどが参加していないシューズトライアルに意味を感じない人も多いかもしれません。

でも、大手メーカーが入っていないから、個性豊かなシューズを試すことができます。わたしは今回、ロードシューズ21足すべてを履いて、自分なりにシューズの特性を楽しみました。

その中から、今年気に入った5足のシューズを紹介します。ランキングを付けていますが、どのシューズが優れているというのではなく、わたしが「これ欲しい」と純粋に感じた順位だと考えてください。

5位 サロモン SONIC PRO 2

シューズトライアルには個性豊かなシューズが集まっているため、正統派といえるシューズがむしろ希少価値があります。サロモンのSONIC PRO 2はまさにそんなシューズで、とにかくまっすぐに走るためだけに作られたシューズです。

無駄なものは何もありませんが、ミニマムではなくしっかりとした作りに仕上がっているのはさすがサロモンです。人によっては全体を「硬い」と感じるかもしれませんが、その硬さがまっすぐに走るチカラになります。

走りが全くブレることなく、すべての力が推進力に変わっていくのを感じながら走ることができます。ただし、走力がない場合にはそこまで推進力を感じられないかもしれません。少なくとも1kmを4分前後で走ることができれば、この独特の感じを実感できるはずです。

サロモンのシューズというと、どうしてもトレランシューズをイメージしてしまうかもしれませんが、このシューズはトレランを主戦場にしている人の、ロードでの練習用にも適しています。

質実剛健。そんなシューズを履きたいというランナーにおすすめの1足です。


サロモン SONIC PRO 2
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4位 on クラウドフラッシュ

わたしはonがあまり好きではなく、昨年のシューズトライアルでは1足も履きませんでした。今年は時間が合ったので、onのシューズをひと通り試してみました。以前のような強引な反発力が薄れて、クッション性を高めているモデルが目立ちます。

その中でもクラウドフラッシュは柔らかく、ソールを潰しながら走る感覚はあるものの、きちんとスピードに乗ることができます。クッションと反発力のバランスが絶妙で、しかも嫌味がほとんどありません。

1kmを4分以内で走ることができるなら、とても気持ちよく駆け抜けることができます。

ただし、シューズを見てもらえばわかるように、チューブ状のソールを潰すため、足裏全体がクッションを感じるのではなく、柔らかい場所とそうでない場所があるため、若干気持ち悪さが残ります。

onらしいシューズが欲しいならクラウドがおすすめですが、速く走ることに気持ちよさを感じるなら、クラウドフラッシュのほうがおすすめです。


on クラウドフラッシュ
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3位 カルフ FLOW(フロウ)

昨年はカルフのFLUIDを1位にランクインさせましたが、そのときには時間がなくFLOWを試すことができませんでした。そしてようやく今年履いて走ることができたのですが、やはり驚きの推進力です。

これを履いた時点では、前日にケガをした左足首がかなり悪い状態だったのですが、それでも無理なくスピードを出せるシューズです。1kmを4分前後を簡単に出すことができます。

ただし、このシューズはフォアフットランナーには向いていません。フラットよりもやや踵から着地することで、テコの原理を使って推進力を生み出します。このため、「ランニングはフォアフット着地」と決めつけている人は、このシューズの素晴らしさを感じられないかと思います。

効率よく足を動かすことができるため、レース後半になっても力を落とすことなく走ることができる1足です。ただし、FLOWを履きこなそうと思うと、かなりの筋力が必要だという説明でした。

デザインから女性が好むシューズですが、かなり走り込んでいる女性でないと、ただ疲れるだけのシューズになりかねません。足の筋力に自信がないなら、FLUIDがおすすめです。


カルフ FLOW(フロウ)
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2位 アンダーアーマー スレッドボーン フォーティス

いまランニングシューズで最も挑戦的で魅力的な1足を作っているのがアンダーアーマーです。昨年もスピードフォームスリングライドを3位にしましたが、今年はスレッドボーン フォーティスが2位です。

実際に会場に行った人なら「チャージドバンディット3じゃないの?」「もしかしたらチャージドバンディット3が1位?」そう思うかもしれませんが、わたしはスレッドボーン フォーティスをチャージドバンディットよりも高く評価しています。

確かにバランスの良さ、総合力でいえば明らかにチャージドバンディットがおすすめです。でも、アンダーアーマーならこれくらいのシューズは作れて当然という思いがありますので、そこに驚きはありませんでした。

スレッドボーン フォーティスは初心者から中級者向けシューズということらしいのですが、このシューズもカルフのFLUIDと同じように、踵着地をすることで、とてつもない推進力が生まれます。

今時のシューズにしては珍しく、ソールがとても硬いため、キレイにまっすぐ走ることができます。まっすぐ走るだけならサロモンのSONIC PRO 2のほうが優れていますが、スレッドボーン フォーティスにはアンダーアーマーらしいフィット感があります。

これでフルマラソンを走りきるのは難しいかもしれませんが、ハーフマラソンまでならかなりのハイスピードで走ることができます。勝ちに行くときに履きたい1足、それがスレッドボーン フォーティスです。


アンダーアーマー スレッドボーン フォーティス
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1位 アルトラ Escalante

驚愕。まさにそんな言葉が最もしっくり来るシューズがアルトラのEscalanteです。アルトラのシューズは前足部に余裕を持たせているため、しっかりと固定したいわたしの好みではありませんでした。

ただ、その部分を除けば良いシューズだと思っていました。Escalanteは最近のトレンドであるニット素材をアッパーに採用したことで、シューズ内で指先が自由に動くのを防いでくれます。

裸足ランナーだから指は自由に動いたほうがいいんじゃないの?そう思うかもしれませんが、少なくともわたしはランニングシューズを履くときには、指は動きすぎないようにすべきだと考えています。シューズと裸足はあるべき姿が違います。

もちろんまったく指が動かないというわけでもありません。ニット素材ですので、コンマ数ミリは動かすことができます。わたしはそれで十分に自由度を感じることができ、それよりも肌に吸い付くような心地いいフィット感のほうが重要です。

初めてナイキがフライニットと出したときに、発売日に買いに行ったくだいニット素材好きですが、アルトラのEscalanteのニット素材は本当に気持ち良く、いつまでも履いていたい1足です。


アルトラ Escalante
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