愛媛マラソンで得たものは安定して3時間30分以内で走れるという自信

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愛媛マラソンで自分は何を得たのか。冷静になって振り返ってみたときに、何も手元に残っていないような気分になりました。苦しんだだけという。

いい経験はできましたし、安定して3時間30分以内で走れるという自信になりました。それだけの練習を1年間してきたということで、来シーズンに向けてのカラダづくりで、何をすればいいのか見えてきました。

ハルカススカイランでは、ちょっと無茶な挑戦をしようと思います。タイムが下がっても、他の人がやらない方法でてっぺんを目指す。そして、それを来年の花蓮マラソンと愛媛マラソンに活かすわけです。

とはいえタイムは気にしません。もうワンランク上がると、また「サブ3」とか言い出すかもしれませんが、タイムを狙って走るというのはわたしのスタイルには合っていません。

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そんな甘いことを言っているから、いつまでたっても凡人の域を抜けられないのでしょうが、マラソン大会は目指したタイムで走るものではなく、自分の力を測るものだと思っています。

だから、今回みたいに潰れるのも悪くないと思っています。結果だけでなく、その過程がとても大切。例えば2時間59分で走るにしても、そのタイム設定にした根拠がないと失速したときに「自分の実力不足」にしかなりません。

わたしもかつては「実力不足」とレース後に言っていましたが、いま思えばただの逃げです。実力不足であっても構わないのですが、具体的にどの部分が自分に不足しているのか、それをどう改善していくのかを語れる失敗が必要です。

もっとも、今回は語れる失敗ではなかったので、何も手元に残っていないわけですが。

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まぁマラソンをやっていればそういうときもあります。無事走りきって、ラン仲間と美味しいお酒を楽しめただけでも十分なわけです。マラソンなんて本来はそういうもの。

別に成長する必要もないし、進化する必要もありません。少しでも速く走れるようになりたいなんて自己満足でしかありません。わたしにいたっては、速く走れるではなく上手く走れるですからよけいにタチが悪い。

上手く走れたかどうかを測る物差しはどこにもありません。自分が納得できるかどうかがすべて。

今回は納得できるかどうかも判断ができません。軽く意識が飛んでいた瞬間もあり、いつも以上に記憶がぼんやりとしか記憶に残っていませんので。部分的には覚えているものの、全体としてはどういう走りだったかはよく分かりません。

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マラソンにタラレバは意味がありませんが、もし風邪を引いてなかったらもっと走れたのか。実際の自分の実力がどれくらいにあるのかは少し気になります。

今回は無意識でキロ4分30秒で走っているエリアがありましたが、ベストコンディションだったら、それ以上のスピードがでていたのか。それともスピードはこの程度で後半の失速を抑えられたのか。

そんなどうでもいいことが、レースを終えてから浮かんでは消え、消えては浮かんできます。

この答えはもう出ることはありません。また1年間厳しい練習に取り組むわけですから、来年のわたしは今年の自分を凌駕しているはずです。タイムがどうなるかはともかく、もっと走れる自分になっていることは間違いありません。

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そういう意味では明らかに成長はしたものの、記録としては空白のシーズンとも言えます。

これがスポーツの面白いところ。努力は必ず報われますが、狙ったところで報われるとは限りません。むしろ、狙い通りに報われる人なんてほんの一部でしかありません。

報われなくても、これだけの走りができる。

もしかしたら、それが分かったことが今回の収穫かもしれません。何年間も出すことができなかった3時間30分切りを、1年前に必死のパッチで達成したのに、今年は自分の最悪の状態での3時間20分切りです。

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それだけの変化が合ったわけです。間違いなく何かを掴んだ2018−2019シーズンです。

最後の締めとして台湾で60kmのウルトラマラソンを走ってきますが、ここではきちんと何かが手元に残るような走りをしてこようと思います。この1年の集大成という意味で。

ただ気負いすぎることなく、走りを楽しむことも忘れずにいきます。台湾滞在中の美味しいものもしっかり食べて、走りでも結果を出す。なんて欲張りなんでしょう。

あと1ヶ月しかありませんが、いい準備をして台湾で気持ちよく祝杯をあげられるように淡々と積み重ねていきます。


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著者:鍋倉賢治
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