万里の長城マラソンパンフレットを置いてもらったお店紹介(神戸編)

万里の長城マラソンパンフレットを置いてもらったお店紹介(神戸編)

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実は…というか隠しているつもりもないのだが、わたしは神戸育ちだったりする。生まれは徳島で、1歳で神戸に移り、そこから小学3年生までが神戸で育っている。神戸と言っても六甲山の北側になるので多くの人がイメージしている神戸の景色とはかなりかけ離れているのだが。

とはいえ父は三ノ宮で働いていたので、年に数回神戸の繁華街に足を運んでいた。そういうこともあってわたしにとっては神戸は特別な街のひとつということになる。ここにくると落ち着くし、まったく違う街になった今でも大好きな街のひとつであることには変わりない。

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神戸では2つのショップを訪問予定だが、訪問の前にどうしても行っておきたい場所があった。それは震災メモリアルパークだ。メリケンパーク内にある震災メモリアルパークは震災当時の状態を一部残してある。あの地震を忘れないということなのだろう。神戸に来るとわたしは大した意味もなくここに来たくなる。

言葉にはできなくとも、心が感じることがあるんだと思う。あの震災当時、わたしは大学生でちょうど試験期間だったことを覚えている。一人暮らしをしていた姉の安否を母が確認していた。多くの友人が住んでいた大阪でも被害があり、実家が住めなくなって引っ越しをした結果、繋がりをなくしてしまった人もいる。

そういういろんな思いがここには詰まっている。

震災メモリアルパークを後にして向かったのはアートスポーツダイエー三ノ宮駅前店だ。ここかどこかの記憶は定かではないが、父が働いていたのがダイエー三ノ宮店だ。プランタンとかいう名前だったような記憶があるがこれも定かではない。そのダイエーにあるアートスポーツで働いているのがランニング仲間の谷橋店長。

アートスポーツダイエー三ノ宮駅前店
http://art-sports.jp/storelist/75/

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ここは後日詳細なレポートを書くとしよう。とにかく品揃えが個性的だ。限られたスペースの中に無駄なものがひとつもない。普通のランニングショップだと、とにかくなんでも揃うみたいな品揃えだったりするのだが、ここにあるものにはすべてきちんと思いが込められているように感じる。

そして、お客さん一人ひとりに対する丁寧な対応がもはや神のレベルと言っていい。そんなに1人に丁寧についてて他のお客さんを逃してしまわないのかと不安にすらなるのだが、ただそこまでされるとまた来るしかないじゃないという気にさせてくれる。間違っても「売りたいものを売る」ということはしない。

書きたいことはまだまだあるのだが、それは後日にしておこう。

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次に向かったのがランスタ神戸さん。ここにはかなり素敵な出会いが待っていた。

ランスタ神戸
http://www.run-sta.com/index.html

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ここはMERRELLの松崎さんとアートスポーツの谷橋店長からの紹介だ。神戸マラソンに来たときにこのお店の前を通ったことを思い出した。ここを運営する永瀬さんがとにかく素晴らしい。詳しいことは書けないが、とにかく話が盛り上がりなんと2時間弱の滞在になった。永瀬さんのなにげなく話す言葉がすっと自分の中に入ってくる。

こういう人が運営するランニングステーションは多くのランナーに愛されてるんだろう。ものすごく多忙なのだが、周りの人が永瀬さんに頼りたくなる気持ちがすごくわかる。自分ももっともっと頑張らなくては、いやもっともっとできるはずだという気持ちを湧き立たせてくれるのだ。

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永瀬さんのような人に出会えることはわたしにとって最高の報酬だ。万里の長城マラソンの日本事務局はボランティアでやっている。いずれ自分たちの収入源を作るつもりではあるが、少なくともいまはこういう新しい出会いが報酬だとわたしは思っている。事務局をやっていなければ出会えなかった人と繋がれる。決してお金では買えないものだ。

 

大阪、神戸と周った2日間。そして中学の同窓会。怒涛のような2日間だったが、これほど充実した時間を過ごせる自分が本当に恵まれていると感じている。ガンプラひとつ組み立てるのに1ヶ月近くかかるほどゆっくりした時間はないけど、人生を全力で駆け抜けている感じはある。

これはまだ始まりだ。これから4月までにしっかり人集めをしてひとりでも多くの人に万里の長城を走ってもらいたい。走って多くのことを感じてもらいたい。どんなに忙しくともそのためであれば笑顔で毎日を過ごすことができる。

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