大阪にいる裸足ランニング仲間の1人が、facebookで「独りで勝手に関西一周駅伝」と題して関西の鉄道沿線を走っていることがさきほど発覚した。めっちゃ楽しそうじゃない。一気に走ることは出来ないので、何日かかけて来年度末に完走を目指しているらしい。影響を受けやすいわたしはさっそくグーグルマップを開いてみる。
似たようなことを関東でもできるのではないかと考えたのだ。例えば小田原をスタートにして東へ向かい、途中から北上して東京、埼玉と進んでいく。そこから群馬、栃木、茨城、千葉へと進み、房総半島をぐるっと回って、そのまま海岸線を進み小田原に戻ってくる。書きながらワクワクしている自分がいる。
この利点は常に線路が近くにあるということ。例えば週末ごとに区切って走ることもできる。栃木や群馬、そして千葉の奥地は別として、ほとんどの場所は数回の乗り換えで行けてしまうのだ。金曜日の夜に家を出て区切った場所に移動し、日曜日の夜まで48時間行けるところまで走って、後は電車で帰ればいい。
同じ発想で、富士山の周りをぐるっと一周することもできる。線路が近くにあれば移動が簡単だし、何よりも宿の確保が簡単になる。夜に少し電車に乗ればどこにいても30分ぐらいで大きな街に出ることができる。ネットカフェもあるし、安いビジネスホテルもある。駅近くならコンビニに困ることもない。
そもそも48時間走り続けるということも可能になる。現実的かどうかは別として、自分なりのチャレンジが出来るのだ。ランニング仲間の企画をパクっているとはいえ、オリジナリティもある。このブログを読んでわたしよりも早くに始める人もいるかもしれない。それはそれで面白くていい。
ちなみに小田原から日光まで電車で220km以上ある。実際走るのは最短ルートではないのでもっと長くなるだろう。これならばクレイジー入門としては悪くない。クレイジーになりきるには行き帰り以外電車に乗らないという縛りがあってもいいような気がするが、そこはおいおい考えよう。我ながらイケてる企画だ。
来週からは2週連続でフルマラソンが入っているので、スタートするのは3月27日の金曜日の夜か、もしくは土曜日の朝といったところだろうか。2年ぐらいかけて走り切るのか、それとも1年で終えるかはわからない。気長に見守ってもらえればいい。一度に長い距離を走るよりはしっかり観光もしたいので。
そうと決まれば、明日から毎日地図とにらめっこだ。その前に路線図の入手から始めなくてはいけない。こんなにワクワクするのはいつ以来だろう。いますぐにでも走り出したい気分だが、最低限の準備をしっかりして、楽しい企画に仕上げるとしよう。
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