シューズを履くよりも裸足のほうが速いという感覚をつかんだ話

シューズを履くよりも裸足のほうが速いという感覚をつかんだ話

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先日の宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンで、最後の3周を裸足で走ってみた。そこまで16周×1.8kmで28.8kmを走り、脚の筋力も持久力もかなり低下している状態で、これ以上シューズを履いたらケガをしそうな予感があった。

ただ、ここまで疲労がたまり、しかも23時間以上も走ったり休んだりを繰り返した後の裸足は初めて。フルマラソンの最後の数kmだけを裸足で走るのとはちょっとわけが違う。

正直かなり不安だった。

上手く走れなくて、チームに迷惑をかけるのではないだろうかという思いは襷を受け取って走りだすまで消えることはなかった。そして、シューズを履いているよりも極端に遅くなってはいけない。裸足ランナーのプライドとして。

走り始めてみれば不安は吹き飛び、順調にスピードが上がっていく。路面はすごくいいわけではないが、悪すぎることもない。「これはいけるかも」なんて良いイメージが浮かんでくる。

まずシューズを履いていると足の指の使い方をかなり強く意識しないとバランスが悪くなる。シューズというのは上手く出来ていて、どうやって走ろうと、それなりの走りができるようにできてる。

ところが正しいフォームでなければ確実にケガにつながる。走ってて膝や足首が痛くなる人はほぼ間違いなくフォームが悪い。足の使い方が雑になっている。

裸足ならそんなことにはならない。

黙っていても正しいフォームになる。正しい着地ができるから、意識をもっと別のところに使うことができる。力の抜き方とか、脚のまわし方とか、重心の位置とか。

実際、ここまで30km弱を走ってきた脚とは思えないほど、上手に地面をキャッチして推進力を作り出せていた。無駄な力がほとんど入らずに、それでいてきれいに真っ直ぐに体が進んでいく。

裸足ランニングを始めて5年。初めてシューズよりも裸足のほうが速く走れるという感覚をつかめた。

裸足のトップランナーの人たちの一部だけかもしれないが、その人たちはシューズよりも裸足のほうが速いと言い切っている。そんなわけないと思っていたが、どうやらそんなわけあったようだ。

裸足で遅くなるのは、痛みへの恐怖心と、実際に発生する足裏の痛みそのものが原因だろう。それらは練習で克服できる。裸足で速く走れない人は単純に裸足での練習が足りていないのだろう。

この夏は裸足へのこだわりを持ってトレーニングを積んでいたし、シューズを履きながらも裸足をしっかり意識したことでこれまでとは違う感覚をつかんだのだろう。裸足の推進力はかなり気持ちいい。

次は裸足は絶対にシューズよりも速いということを記録として残したい。わたしにできるのは裸足でシューズでの自己ベストを超すことだろう。まずは次の日曜日、北海道マラソンで現在の裸足力を確認してこよう。

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