裸足ランナーがウルトラマラソンと向き合うために考えたこと

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わたしは裸足ランナーなので当然裸足で走っています。裸足で走っているのを初めて見た人はだいたいこう聞いてきます。「痛くないのですか?」と。愚問です、痛いに決まっているじゃないですか。痛くなかったら世の中に靴なんて存在していないわ!と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて「慣れれば大丈夫ですよ」とジェントルマンな対応をしています。実際のところ痛みというのは慣れてくるものです。痛いのだけれども繰り返し走ることで耐えられない痛みではなくなっていく感じです。人間の適応力のなせる技か。

わたしの目標はウルトラマラソンを裸足で完走すること。ブログなんかを読んでいるとすでに何名かの人が裸足でウルトラマラソンを完走しているので、二番煎じには違いないのですが。それでも裸足のウルトラランナーというのは希少だし、その経験は素晴らしいものになると確信しています。他の人があまり経験していないものを体感できるというのはそれだけで面白そうだと思うのです。

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6月に出場する飛騨高山ウルトラマラソンは初めてのウルトラマラソンになるので、シューズを履くことにするつもりです。まずは100キロを走れる力があるのか確認をしなければいけません。ところが、シューズを履くと決めると、いろいろと不安になってくるのです。いま練習で履いているビブラムソールのMERRELLで走ろうかと思っていたけど、ソールがかなり薄いので走り切れないのではないかとか考えてしまいました。

そう考えると他の人がどんなシューズを履いてウルトラマラソンを走るのかが気になるのです。ネットで調べてみると面白いことに普段履いているいるシューズを履けという派閥と、より厚いソールのシューズを履けという派閥に分かれます。Vibramで走っている人もいるようですが、実際のところはVibramを履くと完走率がかなり下がるような感じがします。

本当にVibramは長距離に向いていないのかどうかという疑問がありますが、ウルトラランナーの常識から考えれば、好みの差はあれどソールの厚さが重要だということにはなっています。少なくともロードのレースで履くようなシューズであるべきで、Vibram系の薄底のソールはありえないのでしょう。

そこまで調べるとやはりウルトラマラソン用のシューズが欲しくなります。ただ、そこで思いとどまりました。そもそも裸足で走ることを目指しているのに、完走のために厚底のソールを履くのは違うだろうということに気づきました。薄底ソールで走れないなら、裸足でウルトラマラソンなんて夢のまた夢です。シューズなんてソールがあればそれで十分です。それに見合った走り方をすることが重要なのです。

というわけで飛騨高山ウルトラマラソンは新しくVibramを購入してみようと思います。5月に開催される飯能ベアフットマラソンで試履できるでしょうから、そこで買うとしましょう。

やっぱり裸足ランナーはシューズに頼るのではなく足の感覚を大切にしていきたいよね。半年間シューズを履いてロードの練習に注力していたからそういう大事なことを忘れかけていました。足裏に伝わる小石の感覚、アスファルトや湿った土の質感。あぁやっぱり裸足が一番だ。

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