旅をしたくなる心理【みんなと違う自分になれる】

旅をしたくなる心理【みんなと違う自分になれる】

非常事態宣言が解除されたものの、予想通り感染者数が増えています。「ほら見たことか」なんてことを言うつもりもなく、このままだと旅行すら自由にできないなとちょっと憂鬱な気分になっているだけです。そう、旅をしたい気分なのです。それも突然に。

毎日変わらない生活をしているのもあるかもしれませんが、これだけ長い期間同じ場所に留まることが大人になってからまずない経験。ではなぜこんなにもたびに行きたくなるのか、わたしの心理がどういう状態なのかを調べてみようかなと。

Advertisement

旅はストレスを取り除いてくれる

人が旅する理由のひとつに「ストレス解消」というものがあります。旅をすることで日常から離れることができ、いま抱えている問題や不安事項から一時的であれ離れられます。これによってストレスから逃れられるというわけです。

なるほど、わたしはストレスがそれほどないつもりではいるものの、同じ日々の繰り返しにストレスを感じているのかもしれません。SNSやネットで常に誰かを攻撃している人がいるという状況にさらされているのも平和を愛するわたしにはストレスです。

そういうものに触れないようにしたいところですが、そこが情報発信者の難しいところで、この仕事をするには好き嫌いに関係なく最新の情報をできるだけ九洲しなくてはいけません。攻撃的な言葉であっても目をそらすわけにはいかない。だからストレスになっていると言われれば、それは正解です。

旅は新しい発想を与えてくれる

旅をするとクリエイティブになります。環境が変わるので脳の回路もいつもと違った繋がり方をするのでしょう。以前は万里の長城マラソンが終わったあと、すぐに帰国せずに中国の各地に移動していました。大会の反省点が多すぎて、頭がパンクするので、非日常の場所で情報を整理し対策を考えていました。

わたしにとって北京は非日常ではないので、北京にとどまっていたのでは意味がありません。知らない場所で観光しながら考える。実際にはずっと考えているので風景はあまり覚えていません。知らない場所というのはそれくらい自分をクリエイティブにしてくれます。

毎日同じ生活をしていると、クリエイティブになる時間もなく、何よりも新しい刺激もありません。部屋で映画でも見れば良いのでしょうが、貧乏性の私は仕事を休むということができずただ働いてしまう。よくないなと思ってはいますが、そういうのも旅に出ればすべて丸く収まります。

Advertisement

みんなと違う自分でありたいという衝動を満たす

もしかしたら、わたしが旅をする最大の理由はこれからもしれません。わたしはみんなと同じ行動をとるのが苦手です。いや、みんなと同じ行動をとる自分を演じることは得意です。でも本質的にそれを好んでいるかというと否。

いつも他の人と違う自分でありたいと思っていますし、そうなるように取捨選択をしています。少し言葉に語弊があるかもしれません。みんなと違う自分でありたいというのではなく、みんなと違うことに気持ちよさを感じると言うほうが正確です。

わたしの服装はみんなとは少し違います。目立ちたいわけではなく、違うことに気持ちよさを感じるためです。会社員を辞めたのだって、みんなと違う道を進みたいという思いが強かったというのもあります。そういえば関東の大学を受けたのも、みんなと一緒が嫌だったからです。

旅をすることで、きっとみんなとの違いを楽しめるのでしょう。他の人が選ばないような移動手段で、他の人が行かないような場所に行く。そして自分だけの体験をすることで満たされる。こうやって文章にしてみると、自分がいかにめんどくさいやつなのかよくわかります。

ただ勘違いしてほしくないのは、誰かに認められたいという思いはありません。他の人と違う自分が特別だなんて1ミリも思いません。単純にその状態が心地良いだけのこと。変人なんでしょうね。良い意味でも悪い意味でも。

さてどこへ行こう

やはり近いうちに旅に出たほうが良さそうです。そんなに遠くに行く必要はなく、きっと鎌倉とか江ノ島とかでもよくて、移動することが大事。ただ、下手すると1週間もしないうちに、再度の非常事態宣言が出される可能性があります。

むしろそうなることが既定路線。1度緩めておいて感染拡大したところで「ほらまだダメだろ」と言う。非常事態宣言を解除せずに継続するとなると反発が起きますが、解除しておいて感染拡大が起きて、危機感が高まれば簡単に非常事態宣言を出せます。政府にも策士がいるんでしょう。

それはともかく、できるだけ早いところどこかに行く。でも、どこも閉まっているような状況です。美味しいものを食べたくてもお店がやっていません。そもそも県外への旅というのもあまり褒められたものではありません。

そうなると箱根湯本くらいがいいところ。面白みには欠けますね。

もっともこうやって旅について考えているときが1番楽しかったりします。それだけでストレスも小さくなりますし、少しだけクリエイティブにもなります。もちろん移動することも大切ですが、準備も含めてすべて旅。

Advertisement

まとめ

旅に行くことは非日常に身を置くことで、ストレスから離れることができ、クリエイティブにもなれます。そして何よりも自分だけの体験ができます。他の誰でもない自分でいられるわけです。それはとても心地良いものです。

だからわたしは旅に出るのでしょう。

特別になりたいのではなく、同じになりたくない。小さな頃からずっとそういう自分がいました。みんなと同じだとなぜか落ち着かない。この心理についてもきちんと調べてみたいところです。きっと想像していない自分の姿が見えてくるはず。

ただ今すべきことは、できるだけ早く非日常の空間に身を置くこと。思った以上に窮屈な感じになっています。というわけで、どこへ行こうかいろいろ考えてみるとします。

TRAVELカテゴリの最新記事