金沢はいま日本で見ておくべきおすすめの場所

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金沢マラソンが終わって数日経過していますが、金沢への思いは日に日に増すばかり。もし現段階で「過去に一番よかったおすすめの大会は?」と聞かれたならまず間違いなく「金沢マラソンがおすすめ」と答えます。

本当は愛媛マラソンなのですが、愛媛マラソンは母が暮らす街というのもあるので、ちょっと色眼鏡が入っているのでいいマラソン大会と聞かれたときには、基本的に除外しています。

金沢マラソンも良かったのですが、その金沢マラソンで良いと感じたものの多くが、金沢の街で暮らす人たちの性格やホスピタリティから来ているのではないかと、たった数日間ですが金沢に身を置いて感じることができました。

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以前、金沢に行ったのはおそらく18年前で、そのころのわたしはまだ何者でもなく、世間知らずの若者の1人でした。世間知らずは相変わらずですが、18年分の経験が積み重ねられた分、今の自分のほうが間違いなくいい感性を持っています。

少し前に「学生時代に戻れるとしたら戻りたいか?」のようなことを聞かれたのですが、学生時代からここまで持ってくる労力と運を考えると、とてもじゃないですが同じ人生をもう一度やり直すなんて無理だとわたしは答えました。

話が少しそれました。

金沢は水が美味しくて、日本酒があって、米もあって、街もとても大きいのに少し離れると自然が無数にあります。何よりも金沢は街全体が美しい。いたるところで、小さくいろいろなこだわりを見せてくれます。

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まるで美しくないものを拒絶するかのように、細部にまでこだわっています。

これが加賀百万石のDNAなのかもしれません。そして金沢マラソンが魅力的なのも、小さな気遣いを忘れずに、「これくらいでいいか」ではなく、やるからにはとことんこだわる姿勢がマラソン大会の運営にも見られます。

金沢は観光地ですので当然と思うかもしれませんが、いたるところで英語が通じます。普通に入ったカレーショップのちょっといかついお兄ちゃんや、喫茶店のおばちゃんが英語で外国人の相手をします。

北陸新幹線が開通したことで、金沢が活性化したと思われていますが、実は金沢はもともと活性化していたのではないでしょうか。活性化させるために新幹線を通したのではなく、活性化している街と東京を繋げるための新幹線。

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もしかしたら来日した外国人にとって、金沢は日本で一番落ち着ける場所かもしれません。歴史があり、東京ほどごちゃごちゃしていなくて、英語が通じるお店がいくつもある。

もちろん英語が通じる店の数は東京や大阪のほうが多いのでしょうが、通じる店と通じない店の割合で考えたときに、金沢の英語が通じる割合は、日本でも抜きん出ているような気がします。

そしていたるところにホスピタリティが溢れています。

観光をしていて「こうなってるといいな」というものはだいたい揃っています。1日200円からレンタルサイクルを利用でき、早朝に着いても休める場所がいくつもあります。これでもかというほどコインロッカーがあり、荷物預かり所もあります。

かゆいところに手が届くではなく、かゆくならないためのホスピタリティが街には溢れています。

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旅することとそこで暮らすことは決してイコールではありませんが、少なくともわたしに見える範囲では、ストレスの少ない暮らしができそうな気がします。

いますぐに金沢で暮らすという選択肢はありませんが、老後を過ごす場所のリストには加わりました。わたしに老後なんていうものがあるのかどうかわかりませんが、あとはゆっくり過ごしたい。そういうときに金沢という選択肢は悪くありません。

まだまだ日本でも知らない場所がいっぱいありますね。10年以上前に行ったような場所でも、今の自分だから感じられるものもあります。

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中国も大好きですが、日本の素晴らしさもきちんと目を向けていこうと思います。

どんなに中国が好きでもわたしは日本人ですし、他の人よりも少ないかもしれませんが、日本人の子孫であることに誇りも持っています。そして違う国の文化を知るために、自国の文化をもっと知っておく必要もあります。

難しいこと抜きにしても、やっぱり金沢は素敵な街です。

まだ行ったことのない人、ずっと昔に行ったっきりの人は、ぜひ今の金沢を感じてください。わたしの感性でしか言えませんが、金沢は日本でいま見ておくべき場所のひとつであることは間違いありません。

この冬の旅行に金沢、全力でおすすめします。


金沢の不思議
著者:村松 友視
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