鶴巻温泉にもあっという間に春がやってきました。春というよりは初夏の気温ですが、この時期で25℃以上の気温になると、今年の北海道マラソンはどうなるのかと不安になってしまいます。今年の夏が暑いと決まったわけではありませんが。
しかも、札幌は宿代が驚くほど高くなっており、ゲストハウスのドミトリーですら北海道マラソンのある週末は、かなり強気に7,000円くらいの価格設定となっています。マラソン大会の人気が落ちていることが問題になっていますが、さらにマラソン大会離れが進みそうです。
大会エントリーに1.6万円、宿泊費に3万円、交通費に2万円。この春から多くの人が給料が増えるということで、問題なく出せる人もいるのかもしれません。ただ、私にとっては限界を超えており、応援に行くかどうかはネットカフェを予約できるかどうかで決まりそうです。
北海道の宿泊費が顕著に高騰していますが、まだ天井が見えたわけではありません。仮に中国人のビザなし観光が可能になったときには、さらに1.5倍くらいに上がる可能性もあります。もしかしたら、北海道で宿泊業をするというのが、成功への近道かもしれません。
北海道だけでなく、東京や大阪などにも展開できる可能性があります。ただ、ビジネスホテルを建てるというのでは、あまりにも芸がありません。個室感のあるカプセルホテルのように、コンパクトさを売りにするなどのアイデア勝負をするならやってみる価値はありそうです。
面白いもので春はたくさんのアイデアが浮かんできます。それが人間の特性なのか、それとも春に新しいことを始めてきたことによる習性なのかはわかりません。ただはっきりとしているのは、やりたいことが増えすぎて困っているということです。
RUNNING STREET 365やこのブログの再構築だけでなく、今年になってから新しく立ち上げた情報発信サイトが2つ。そしてInstagramも新しいアカウントを立ち上げて、ひとつの検証をスタートさせました。私の読みが正しければ、いくつかのサイトを畳むことになるかもしれません。
情報発信としてのweb媒体は、徐々にその役割を終えつつあります。以前のようにみんながみんなGoogleで検索しているわけではなく、もっと手軽な方法で情報収集をしています。そのひとつがInstagramというわけです。
Instagramなんてきれいな写真を撮ってアップするだけでしょ?どうやって情報収集するの?と思う人もいるかもしれませんが、インスタ映えという言葉はすでに過去のもので、Instagramは小さなブログのようなコンテンツになりつつあります。
どこまで発信できるかは、私にとって机上の空論状態です。まずは実践してみることが大切で、運営をしながら試行錯誤をしていく。それが上手くいくようなら、たとえば北京旅人のようなサイトはInstagramに移行してもいい気がしています。
ただ、RUNNING STREET 365やこのブログがInstagramに移行することはありません。なぜなら、Instagramはライブドアブログやアメブロと同じように、1社が提供しているサービスで、そこに全乗っかりするのはリスク管理の観点からしても無理があります。
新しくやりたいことがあったとき、心が変化を求めたとき、全力で舵を切らないのが私の悪いところでもあり、良いところでもあります。小心者だからこそできることがあります。失敗しても痛手が最小限になるようにしておけば、またすぐに立ち上がれます。