HIITはじめました:ようやくスタートラインに立つ

この1週間くらいで急に体が変わってきました。実際にはゆっくりと変化していたのかもしれませんが、距離に対する不安がなくなったのと、体重も瞬間風速ですが55kg台まで下がっています。そうなるとジョグのペースも上がってきます。

さらにしばらく悩まされていた右足ふくらはぎ奥の痛みも引いてくれました。ようやくランナーとしての自分を取り戻せる可能性が見えてきました。ここまで来て思うのは、やはり長い距離を走ることが重要だということ。少し前から1週間の走行距離が100kmを超える週が増え、先週は126.9kmになりました。

それも1日は雨で5kmしか走れなかっただけで、それがなければ140kmになっていました。目標が1週間で160km走れる体にすることで、そこに随分と近づいてきたところで体の変化を感じたのは、偶然ではなく必然なのでしょう。


ふくらはぎの痛みが消えたので、予定を少し早めて4月中に週間走行距離が160kmになるように、スケジュールを組み直すつもりです。急ぐつもりはないのですが、それに耐えられるくらいの体になっているという実感があるので。

1週間に160kmというのは、1日に23km走る計算になります。今のところ1日約20kmですので、1日に3km増やせばいいだけです。3km増やすのに意味があるのかどうかはわかりません。そもそも160kmだってリディアードがそう言っているだけでエビデンスはありません。

単純に100マイルということなのでしょう。そういう意味では日本では1日20kmの週140km、もしくはきりの良い週150kmでもいいような気もします。ただ、それでやると決めたので、少なくとも愛媛マラソンまでは決めたとおりに行うことにします。


さて問題は、どうやって3kmを増やすかということで、まずはHIITを始めることにしました。これは遅かれ早かれ必要なトレーニングで、足ができてきたら毎日やるつもりでした。ジョグだけでは体への負荷も小さく、鈍ってしまいそうな気がしていましたので。

ジョグだけでも心肺機能はある程度まで高められますが、ただ限界があります。ところがHIITのような高負荷なトレーニングをすれば心肺機能が向上し、普段のトレーニングの質も上げられるようになります。もっともジョグは速く走る必要がないので、その効果は限定的ですが。

このHIITをするのは練習の終わり際で、これまで夕方ランは12kmちょっと走っていましたが、HIITをすることで13kmちょっとになります。持久力アップに関しては、むしろこの効果のほうが大きいかもしれません。ただ、これでは週間160kmまで1日あたり2kmほど足りません。


あと2kmは朝ランで1.6km増やすのと、残り400mは夕方ランに1km追加できれば成立します。それで5月6月の距離を積み重ねることができれば、体重もしっかりと落とすことができて、秋からそれなりのスピードで走れるようになります。

大事なことなので繰り返しますが、マラソンは体重です。軽いほど速く走れます。もちろん筋力が落ちないことが大前提になりますが。だから今やっているのは長い距離を走ることではなく、体重を落とす作業になります。体重が標準体重の90%以下になれば160kmも走らなくてもいいと思っています。

体重がしっかり落ちたらHIITからインターバルやペース走に移行していく。それが7月8月というイメージですが、この夏がどれくらい暑くなるのかによって変わります。とはいえ、ようやくここがスタートライン。来年の愛媛マラソンで勝負できる権利を得たような状況、焦らず1歩ずつ積み上げていきます。

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