Macでテレビを見れる!PIXELA「Xit AirBox lite(サイト エアボックス ライト)XIT-AIR50」レビュー

少し前からTVチューナーの買い替えを検討していたところ、ちょうどPIXELAからお手頃価格の「Xit AirBox lite(サイト エアボックス ライト)XIT-AIR50」が発売になることを知り、楽天ポイントが溜まったところで購入しました。

これまではiPhoneの小さな画面でテレビを見ていましたが、これからはMacの21.3インチでテレビが見れます。これでオリンピックも存分に楽しめ……そうでした開催されないんでした。まぁこれでYouTubeで違法アップロードで番組を見なくても済むということで。

目次

「Xit AirBox lite」の購入経緯

レビューをする前にそもそもの話をしましょう。我が家からテレビというものが消えてから、ずっと「SoftBank SELECTION エリアフリー 録画対応デジタルTVチューナー SB-TV04-WRIP」を使っていました。テレビは必要ないけどテレビを見ようと思えば見れる環境が必要だったので。

このソフトバンクのチューナーはなかなかすぐれもので、3波対応なのですがiOSでしかテレビを視聴できません。以前はiPadで見ていましたが、iPadはOSのアップデートから取り残されてただの板に成り下がり、最近はiPhone SEの小さな画面でニュースをチェック。

さすがにオリンピックを小さな画面で観戦するのは無理だと判断し、テレビの購入も考えました。でも結局オリンピックは延期になりました。ところが新型コロナウイルスによって情報収集の重要性が増したのもあり、テレビは買わなきゃとなったわけです。

そうこうしているうちに、「Xit AirBox lite(サイト エアボックス ライト)XIT-AIR50」が発売になることを知ったわけです。これは神様が「これを買え」と行っているのだと思い込むことにして購入した次第です。いや楽天ポイントとの交換なので出費は0円ですが。

地上波しか見られないならXit AirBox liteがベスト

そもそもはXit AirBox lite(XIT-AIR50)ではなく、Xit AirBox (XIT-AIR100)を買うことを視野に入れていました。光回線をOCNとフレッツ光から楽天ひかりに変えたので、そのタイミングでXit AirBox (XIT-AIR100)を買おうかなと。

Xit AirBox lite(XIT-AIR50)とXit AirBox (XIT-AIR100)の違いは、地上波のみの対応か3波対応かの違いで、後者は3波対応です。基本的な違いはそれだけで値段が倍近く違います。Xit AirBox lite(XIT-AIR50)は12,800円でXit AirBox (XIT-AIR100)は24,800円くらい。

我が家の古アパートのアンテナは地上波しか対応していないので、前者で十分です。いずれ別の場所に引っ越すかもしれませんが、そのときになってから考えればいいことです。というよりも地上波だってろくに見ないのにBSやCSなんぞ不要です。

というわけで楽天ポイントが溜まったところで、Xit AirBox lite(XIT-AIR50)を購入したというわけです。

セットアップは10分で完了

わたしは面倒くさがりなので、こういうものが届いてもなかなかセットアップしないのですが、説明書がシンプルなのですぐに使えるのではないかと思い、ちょっと空いた時間にセットアップを始めました。今回は録画もできるようにしたので、SanDiskのSDCZ430-128Gを購入しています。

本体のUSBポートにSanDiskのSDCZ430-128Gを着けて、Wi-Fiルーターに接続して電源をつなぐだけ。ただ、わたしの使っているWi-FiルーターTP-Link AC1200にクセがあり、ソフトバンクのチューナーが使えないという問題を抱えていました(テレビように古いWi-Fiルーターを使っていた)。

案の定、TP-Link AC1200とXit AirBox lite(XIT-AIR50)を接続しても「TVチューナーが見つかりません」とのこと。そこでNTTのブロードバンドルーターにXit AirBox lite(XIT-AIR50)を接続。ソフトバンクのチューナーはこれでもNGでしたが、Xit AirBox lite(XIT-AIR50)は無事つながりました。

ここまでわずか10分。便利な時代になったものです。

録画用のHDDは余っていたものを活用

思いのほか早く終わったので、せっかくだから大容量を保存しようと思って、余っていた古いHDDをつなげてみることに。128GBのメモリだと7時間くらいしか録画できないようなので(7時間も録画したものを見る時間もないのでいいのだが)。

そもそもSanDiskのSDCZ430-128Gを買ったのは、PIXELAのサイトに書かれている対応HDDのモデルが古いものばかりだったから。手持ちのBUFFALO HD-LC3.0U3-BKもシリーズは対応しているけど3TBはNGという記載。

きっとダメなんだろうなと思ってUSBメモリを購入したわけですが、もしかしたら手持ちのBUFFALO HD-LC3.0U3-BKが使えるのでは?と淡い期待で接続してみたら、初期化が始まりなんと認識してくれました。ただ、本来は260時間録画できるのに、74.4時間しか録画可能時間がありません。

ただ、すでに録画しているのが1.5時間なのに0.9時間の表示になっているので、アプリのバグなのかもしれません。あまり深く考えないようにします。まぁ74.4時間でも見きれないのでいいのですが、配線があれこれ鬱陶しいのでおそらく後でUSBメモリに戻します。

わかったのは、対象になっていないHDDでも問題ないということです。もちろんUSBメモリでも。

専用視聴アプリ 「Xit(サイト)」で視聴

セットアップも無事完了したので、専用視聴アプリ 「Xit(サイト)」をiPhoneやMac、Fire HD 10、Rakuten Miniにインストールして確認。どれもちゃんと見れますが、メインで使っているFire HD 10はメモリが少ないからか、録画した番組の早送りが遅い。

10秒の早送りするのに9秒くらいかかります。他の端末でもそこそこ遅いです。YouTubeに慣れていると、CMがイライラするわけです。YouTubeもCMはありますが、すぐにスキップできますし、スキップできないCMは5秒程度ですから。

とはいえどの端末でも見れるというのは便利で、さらに映像もきれいです。YouTubeの違法アップロードのように「画質悪いな」なんて思うこともなく(ひどい話ですが)。がっつりテレビを見る人にはストレスかもしれませんが、わたしのような使い方なら問題ありません。

外からも見られるのですが、出先からもテレビを見れる……なんて喜ぶわけもなく。ただテストでRakuten Miniの回線で自宅のXit AirBox lite(XIT-AIR50)に簡単に繋がったのはちょっと面白いというか、時代を感じました。

まとめ

いまどきTVチューナーを買うなんてどうかしていると自分でも思うのですが、多角的な情報収集が必要な時代ですし、やっぱりスポーツは大きな画面で観たいものです。来年のオリンピックがどうなるかはわかりませんが、少なくとも21.3インチは確保しました。

「Xit AirBox lite(サイト エアボックス ライト)XIT-AIR50」は価格もリーズナブルですし、OSを問わず視聴できるのでちょっとだけテレビを観たいという人に最適なアイテムではないかと思います。ただBSやCSも見たいという人は「Xit AirBox XIT-AIR100」がおすすめです。

ときどき気になるテレビ番組があるけど、テレビは持ちたくない。そういう人にはひとつの解になるような気がします。時代があっという間に流れていきますが、その流れに取り残されず、自分に最適なサービスを上手く選べる人でありたい。そういう点ではいい買い物をしました。

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