昨年のAmazonのセールでFire HD 10の2017年モデルを購入しました。そして1年後の先日、2019年モデルに買い替えました。そして先程セットアップが終わったところです。まだ軽くしか触っていませんが、控えめに言って最高です。
わたしはYouTubeなどのコンテンツを消費するための端末としてFire HD 10を使っていましたが、2017年モデルは動作も遅くストレスが多々ありましたが、2019年モデルはまったくストレスがありません。あぁもっと早く買い替えておくべきでした。
情報を消費する端末で1万円は格安
昨年、Fire HD 10を買ったときには、あれもこれもできるものだと思っていました。Google playを入れさえすればAndroid端末のように使える。なんだったらiPadのように仕事でも使えると思ってChatWorkとかもインストールしました。FacebookもTwitterも。
でも、動作が遅いのでめんどくさく、さらにキーボードも反応が悪いので、簡単なメッセージを入力するのでも苦痛。ということで、気がつけば情報を消費するためだけのガジェットになっていました。2019年モデルでも基本的な使い方は変わりません。
- Youtube
- Xit Wireless(テレビ視聴)
基本的にはこれくらいしか使わないかなと思っていましたが、情報発信をする人間として雑誌などで話題の情報は仕入れて起きたいので、dマガジンに加入。1ヶ月税込みで440円で雑誌が読み放題。ランニングマガジン・クリールも入っているのでかなりお得です。
あとは中国語の勉強用にYoukuのアプリを入れていましたが、2019年モデルにはアプリが対応していないらしく、こちらはWeb版を利用することにしました。インストールしたアプリはそれだけ。あとは必要に応じて入れていきます。
Fire HD 10(2017)から買い替える価値あり
2017年モデルのFire HD 10も1万円で購入しましたので、動作が遅いのは値段相応だと思っていました。2019年モデルもそんなものだろうと思ったのですが、CPUがクアッドコアからオクタコアになり処理速度が30%増し、Android 5 BaseがAndroid 9 Baseになっています。
体感では30%増しではないくらいなめらかに動くので、かなりストレスが減っています。2019年モデルを使ったら、2017年モデルを使うのは苦行以外の何物でもありません。アプリを立ち上げるのにも時間がかかり、時々フリーズして、さらに頻繁にWi-Fiを見失う。
そういうストレスとお別れできるというだけでも、Fire HD 10(2017)から買い替える価値があります。もちろんFire HD 10(2017)でストレスがないというのであれば、わざわざ買い替える必要はありません。そんな人はいないと思いますが。
カメラは2017年モデルのほうが高性能らしいですが、この端末で写真を撮ることはないので問題ありません。そもそもタブレットにアウトカメラが必要な理由がわかりません。Zoomなどで使えるのでインカメラは必要だと思いますが。
USB-Cに統一したいから買い替えた
Amazonのセールで5000円引きにはなっていたものの、実は最初はそれほど乗り気ではありませんでした。iPad Proを買おうかと思っていたところだったので、1万円とはいえムダな出費になるんじゃないかなと。でもiPad Proはとてもお風呂とかに持って入れません。
1万円の端末なら水没させても、ひと晩凹むくらいで済みます。iPad Proを水没させたら2週間むせび泣きながらUberEatsの配達をしなくてはいけなくなります。安価な端末には安価なりの使い方があります。というわけで買い替えを決めたわけですが、実は最大の理由がコネクタがUSB-Cだからだったりします。
Rakuten miniもUSB-Cで、裏表を気にしなくてもいいのがとても楽です。そしてMicro Bはわたしの使い方が悪いのか、どの端末でもどのケーブルでも接触が悪くなります。これもけっこうなストレスだったので、USB-Cに統一したいなと。
先日Koboの端末を買い替えると言いましたが、実はこの点で躊躇しています。我が家からMicro Bを取り除きたい。カメラバッテリーの充電器などがあるので、完全になくすことはできませんが、これからは新しいものを買うときのひとつの基準にしたいなと。
生活の中にある小さなストレスをひとつずつ減らしていく快適さを求めるときにとても重要なことだと思っています。便利なものを手に入れるのではなく、不便なものを減らしていく。そういう意味では2019年モデルのFire HD 10は買って正解でした。
持ち運べるようにカバーを購入
これまでFire HD 10を持ち出したことはありませんでした。でもdマガジンを読むとなると話は変わってきます。電車に乗っているときに情報収集ができるので、これからは持ち出すことになります。そう考えるとカバーは必要ですが、純正の高額なカバーを買える身分ではなく……
1500円くらいのいわゆる風呂蓋タイプのカバーを購入しました。本体も黒、カバーも黒という写真映えをまったく考慮しない選択。実用性重視で選んだらこうなってしまいましたが、カバーはけっこう気に入っています。スタンドにもなるのでかなり便利。
重さも本体が500gちょっとでカバーもそれほど重くないので、UberEatsのかばんに放り込んでおけばいい。基本的にわたしはモノの使い方が荒く、先日友人にMacBook Airのカバーがボロボロなのを笑われましたが、Fire HD 10もそれくらい使い倒そうかなと。
だとしたらカバーは必須。ボロボロになるので安物でまったく問題ありません。道具は壊れるまで使うものがわたしのスタンスです(Fire HD 10は珍しく壊れる前に買い替えてしまいましたが)。さっそく今日から持ち出すとしましょう。Rakuten miniでテザリングすればインターネットに繋がりますし。
まとめ
Fire HD 10(2019)は昨年発売のモデルなので、いまさらレビューをするほどのものではないのですが、あまりにも快適になったので記事にしました。2017年モデルは人におすすめできるものではありませんでしたが、これなら問題ありません。もちろんコンテンツを消費する用途においてですが。
スマホはRakuten miniになり、タブレットはFire HD 10。いつの間にかAppleの呪縛から抜け出し、自分の身の丈に合ったものを選び始めています。パソコンだけは資産が多いのでMacを使い続けますが、徐々に脱Appleになりつつあります。
今回は珍しく衝動買いしましたが、買い替えて正解でした。やはり快適は正義です。ストレスはお金を払ってでも遠ざけるべし。Fire HD 10(2019)悩むなら買いの1品です。