MacBook AirかMacBook Proか、それともMac miniか

新しいCPUを積んだMacが発表された。MacBook AirとMacBook Pro、そしてMac miniの3種類。いずれかを購入することは決めている。だが、とても悩ましい状態にあり、まだどれを購入するか決めかねている。だったら、それも含めてネタにしつつ、機種を絞っていこうと思う。

このブログを書き終える頃には、Appleのサイトでポチっておければいいのだが、得意の優柔不断が出てきそうな予感もある。だが、手元にあるMacも操作がかなりきつくなっているのも事実。ここは新しい波に乗ろうではないか。弱気になる気持ちを追い払って、いざ検討開始。

目次

1TBのSSDと16GBのメモリは必須

現在使っているiMacもMacBook Airも512GBのSSD(iMacは500GB)と、8GBのメモリを積んでいる。購入当時は512GBのSSDでも満足していたのだが、さすがに5年近く使っていると限界がやってくる。写真の整理で悩まされないように1TBは欲しいところ。

そして、ずっと不満だったのが8GBしかないメモリ。MacBook Airのほうがまだ良かったのだが、iMacは頻繁にメモリ不足になるので写真の現像ソフトとして使っているLightroomが使い物にならない。最新のMacなら8GBでも十分なのかもしれないが、ここは16GB。

この条件でそれぞれの値段を見てみよう。

Mac mini:146,080円(税込)
MacBook Air:186,780円(税込)
MacBook Pro:214,280円(税込)

Mac miniはディスプレイなしでこの価格となるとさすがに分が悪い。何よりもモバイルできないのは困る。最近新幹線に乗ることがあり、新幹線のWi-Fiがしっかりしてきたので、移動中に仕事が捗ることに気づいたので、やはりモバイルは必須。

そうなるとMacBook AirかMacBook Proに絞られるのだが、金額差が24,500円と微妙だ。正直な予算としては24万円くらいを考えているので、MacBook Proでも問題はない。だがこの2つにスペックとしての違いがないという、大きな問題がある。

新型MacBook AirとMacBook Proの違い

apple

Appleが開発した新しいCPUが「M1」。このM1は新発売となった3機種いずれも同じものが使われている。そうなってくると、単純に考えればどちらもマシンパワーは変わらないことになる。これまでのMacでは考えられなかったことだが、プロモデルとエントリーモデルのパワーが変わらない。

もちろん違いはある。

MacBook Air
M1,2020
MacBook Pro
M1,2020
駆動時間18時間20時間
センサTouch IDTouch Bar
Touch ID
ディスプレイの輝度400ニト500ニト
重さ1.29kg1.4kg
スピーカーワイドなステレオサウンド
Dolby Atmos再生に対応
ハイダイナミックレンジステレオスピーカー
ワイドなステレオサウンド
Dolby Atmos再生に対応
マイク指向性ビームフォーミング
3マイクアレイ
指向性ビームフォーミング
スタジオ品質の3マイクアレイ
ファンなしあり

MacBook Proのほうがバッテリーの持ちがいい

MacBook Proは20時間稼働で、MacBook Airは18時間稼働。これはもう正直どっちでもいい。1日作業なら充電器を持たずに出るが、1泊するなら充電器を持ち出すので2時間の違いなんて大した問題ではない。今のMacBook Airだって2時間も持たないし。

MacBook ProにはTouch Barが付く

MacBook Proには以前からTouch Barが付くのだが、これを喜んでいる人をわたしは知らない。だからなくてもまったく問題はない。あるに越したことはないのかもしれないが、むしろTouch Barがないモデルを選びたいくらいだから、これはMacBook Airが

MacBook Proのほうがディスプレイの輝度が高い

おそらくMacBook Proのほうがディスプレイが明るくて見やすいのだろう。だが未だにRetinaディスプレイを使っていないので、きっとわたしにはMacBook Airのディスプレイでも美しいと思うだろう。そして太陽の下で作業をすることもないので、輝度はそれほど高くなくてもいい。

MacBook Airのほうが軽い

110gほどMacBook Airのほうが軽いが、たった110gで「Air」と名前が付くのはいかがなものか。おそらく体感的にも重さに違いはないだろう。もちろんLLC派のわたしは「軽いは正義」と思っているので軽いに越したことはない。それでも。この程度の差ならどちらでもいい。

MacBook Proのスピーカーとマイクが優れている

パソコンのスピーカーで音楽を聞くこともないし、Zoom会議などもしないので高性能なマイクが付いていることにメリットはない。気分的に高価なものがついているほうがいいのだが、気分の問題なのでこれによってMacBook Proを選ぶということもない。

MacBook Airにはファンがない

最大の問題はこれだろう。MacBook Airにはファンがない。それで放熱ができると主張しているが、MacBook Proにはファンがある。そうなると想定できるのはMacBook Airは処理が重たくなって発熱すると、CPUが低速モードに入ってしまうということ。これは困るのだが、ファンレスというのは魅力的ではある。

MacBook Proは下位モデルの置き換え

正直予算を考えればMacBook Proでも問題ないのだが、引っ掛かっているのはMacBook Proが下位モデルの置き換えになっているということだ。MacBook ProなのにUSBポートが2つしかない。そんなに多くのポートが必要ではないし、おそらくハブを使うので2個しかないことは気にはならない。

ただし、おそらく今後、上位モデルが発売になることを意味している。それがM1バージョンのiMacとMacBook Proの16インチと13インチ上位モデル。これがいつ発売になるかはわからない。だが、すべての移行に数年かかると言っているので、しばらくかかるだろう。

まずは今回の比較的リーズナブルなモデルを撒き餌にして、ユーザーによるデバッグなどを行った上で改良版の上位モデルが発売になる。そのときわたしはきっとがっかりするだろう。だとすれば、ここは思い切って、リーズナブルな吊るしモデルを買うというのもありだ。

メモリは8GBのままで、SSDは512GBにすれば税込みで142,780円で11月17日から使える。余ったお金は周辺機器の購入に使えばいい。

追加で購入予定の周辺機器も含めて検討

  • 外付けSSD(2TB):24,800円
  • ハブ:5,000円
  • バックアップ用HDD(4TB):9,480円

合計4万円かかることになる。MacBook AirかiMacを売れば、それくらいの金額になってほしいのだが、いかんせん古いので期待はできない。しかもいきなり新Macに移行はできないだろうから、しばらくは2台体制になるだろう。いずれにしてもMacの代金にプラス4万円と思うと、MacBook AirとMacBook Proの差額の約2.5万円は大きい。

そう考えると必然的にMacBook Airということになるのだろう。これを2年使う予定で考えておこう。2年ごとにMacを買い換えるスタンスでいこうと考えている。古くなってから買い換えるのではなく、できるだけ最新のモデルを使い続ける。その頃にしっかりと稼げていればということになるが。

まとめ

いつも検討で終わっているわたしだが、やるときはやる男。MacBook Airを注文した。久しぶりに大きな買い物をしてしまった。いや、これでライティング環境が整うなら決して悪い投資ではないだろう。ネタとしても面白くなる。年末はガジェット系の記事で埋まるだろうか。

問題は来月に電動アシスト自転車を買わなければいけないと気づいたこと……まぁなんとかなるだろう。電動アシストなしになっている可能性もあるが。

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