走れることはこんなにも楽しい!を実感した2日間

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走れるっていいな。あらためてそう感じた土日でした。

土曜日は夜中からアディダスの「RUNNING 3on3」というイベントで、渋谷の街をアディダスの新しいシューズを履いてのランニングで、終電がないということでそのまま帰宅ナイトラン。

体のあちこちが痛かったのもあって、午前6時に相模大野で終了しましたが、原宿から相模大野まで35㎞を夜中に走りました。そして、今日はラン仲間と近所の山を軽くトレラン。

どういうわけか合計で50㎞近く走ったのに体重がほとんど減っていないという。もっとも50㎞くらいでは、体重が減っても数百グラムでしかありませんが。

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そんなことよりも、休日を走って過ごせるということがこんなに楽しいと思えたのは久しぶりです。

本来ひとり時間が大好きなわたしですが、走ることを覚えてから多くの人と一緒に過ごす時間が増え、今年に入ってからは積極的にイベントを開催して、今日の超お手軽トレランはなんと7人。

わたしが開催するイベントは基本お手軽系です。ウルトラマラソンの練習会といいながら、いかに美味しいランチを食べるかに注力し、距離だって10時間かけて50㎞ちょっとしか走りません。

一生懸命走るのは嫌いではありませんが、それぞれの走力の人たちが、それぞれに楽しめるイベントというのは大事かなと思います。トレランなどは最近は本格的なイベントが多く、気軽に山に触れるイベントが減っているような気がします。

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教えるほうも技術が上がったことで、「ちゃんと教えなきゃ」の気持ちが強すぎるのかもしれません。トレランなんて、また走りたいと思ってもらえれば初心者コースはそれでOKなのに、むやみにテクニカルなことを教えたり。

もちろんトレランだけではありません。日本人は真面目だなぁと思います。教えるならきちんとやらなくては、学ぶならきちんと教わらなければ。そういう意識が強すぎます。

走り方なんて上手い人のものを見て学べばいいし、教える側も大事なことだけ伝えればいい。走りが良くなるためのヒントを教えれることができれば、それでいいはずです。

そして走れる人たちは、走ることと真面目に向き合いすぎのような気がします。

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もちろんトップアスリートのように、いい走りをすることだけに集中している人も必要ですが、走れることをもった効果的に利用する方法をもっと提案していくべきかなと、わたしは思います。

そういう意味では、最近のアディダスはいろいろと面白いランニングイベントを次々と行っています。こういう流れがもっと広がっていくのがこれからの2〜3年のような気がします。

そして走れることから可能性がどんどんと人がっていく。

今日はじめましてだった人が、明日には「また一緒に走ろうね」となるのがランニングの面白さです。そして、思い立った瞬間に大きなチャレンジができるのもランニングの魅力です。

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例えばわたしが旅ランにはまるきっかけとなった、日本海から太平洋までのランは、出発の前日に行うことをきママした。今回の帰宅ナイトランも前日くらいに決めました。

ランニングに必要なのは、シューズとウェアくらいですので、あとはなんとでもなります。シューズとウェアはすでに多くのランナーが持ってますから、いきなり今すぐに旅ランを始めることができます。

わたしはかなりフットワーク軽く全国を駆け回っていますが、こんなことやろうと思えば誰でも出来ます。既婚者の場合はちょっとハードルが高いかもしれませんが。

走れるからこその出会いがあり、走れるからこそのチャレンジがあります。

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ランニングができるということのハードルを一度大きく下げたい。わたしにはそういう思いがあります。「できなかったらそれはそれでいいじゃないか」結果を出すだけがランニングじゃないという雰囲気を作りたい。

もちろん結果を目指して頑張る人たちの尊さを否定するつもりはありません。そういう人たちは可能な限りサポートをしますが、それもランニングを楽しむための方法のひとつでしかありません。

ゆるゆるトレランだって、走りの楽しみ方のひとつです。

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どちらが素晴らしいということはありません。大事なのは実際に走る本人が納得できること。満足できることです。マラソン大会で上位に入ることもランニングの方向性のひとつですし、ゆるランで笑いながら走ることも方向性のひとつです。

どちらが正しいなんてことは絶対にありません。

来週はわたしが1年で楽しみにしているレースの中でもかなり上位に入る夢の島24時間。ここでもきっと新しい出会いがあったり、いい気付きがあったりするような気がします。

走ることで広がっていく可能性。自らの力でさらに切り開いて行こうと思います。


一緒にいると楽しい人、疲れる人
著者:有川 真由美
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