食べ物で体を整えるという東洋医学の考え方を学んでいく

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胃の調子がずっと良くない状態で、この1ヶ月は腰と背中をおかしくしたのと胃の痛みの併発で、かなり難儀しました。背面のほうはだいぶ落ち着いていますが、まだ筋力不足は否めず。

先日のアディダスのイベントで全力疾走したら、やっぱり不足してるなと実感しました。

それはともかく胃の調子です。一度胃潰瘍としては、ほぼ治ったのですが、数ヶ月前から調子が悪く薬を変えてみたりして、様子見を繰り返しています。

今日が毎月1回の検診だったのですが、今日はなぜか薬だけではなく食事のアドバイスももらえました。胃が痙攣をしている可能性があるから、それには羊肉がいいとのこと。



偶然か必然かはわかりませんが、ちょうど少し前にラン仲間から中国の羊肉串で使われる調味料のクミンについて教えてもらったところで、先週一度羊肉を買って食べ始めていたところでした。

万有引力の法則の変則版といったところでしょうか。知らず知らずのうちに、体に必要なものを食べるような流れになっていたわけです。ただし、まだクミンを使っても羊肉の臭みに負けてしまいます。

正確には羊肉の脂の臭みです。だから、ジンギスカンではあの変な鍋を使って、脂を流すんだなと、変なところで感心しているところです。正直毎日食べるには良薬口に苦し。苦すぎる薬です。

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でも2日に1度くらいなら、なんとか。料理方法をいろいろ考えれば、決して羊肉が嫌いなわけではないので、なんとかなるような気がします。とりあえずの目標は羊肉を美味しく調理できるようになることです。

羊肉を食べて、3時間が経過したところです。

病は気からというのは本当のようで、いまはちょっといい感じです。実はこのタイミングで痛みに関する勉強もしています。専門用語のオンパレードで、専門書の9割を理解できないという状況ですが、そこで学んでいることもうまくリンクしています。

痛みに関する学びは、もう少ししたらこの場でフィードバックできると思います。上手くできれば、裸足でも痛くならない方法というものも提示できるかもしれません。

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その痛みのメカニズムと、自分の胃の痛みを重ね合わせてトライアンドエラー。

痛みが少し緩和されたことで、思い出したのは東洋医学の考え方。「チャングムの誓い」という韓流ドラマがありましたが、友だちに勧められてあれを見ていたときには、食事で治療するという考え方にハマっていました。

僕が肉食や菜食という偏った食事をあまり好まないのは、その影響もあります。

世の中には幾つもの食べ物があり、それぞれに持っている効能が違います。そして不調のときの症状や原因に合わせてそれらの食べ物を選ぶのが東洋医学の基本的な考え方です。

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痛みの勉強が落ち着いたら、こちらの勉強ももう一度行おうかなと思い始めました。極論ですが、食べ物によっても痛みを緩和することが可能です。体を興奮状態にすることも可能です。

寒い日のマラソンで待ち時間に体温を下げない方法なども、食べ物によって可能性が広がります。

基本的にわたしは食いしん坊ですので、食べ物と体への効用というのは楽しみながら身につけられる気がします。少なくとも以前少しだけかじっていたときには、楽しかったのを覚えています。

ただ、そのころはまだ体の使い方とかの考え方はほとんどなかったので、夏に風邪を引いたら何を食べればいいとかその程度の話でした。今ならきっと何の成分がどの器官に働きかけて、なぜそうなるのかまで学ぼうとします。それは西洋医学の範疇のような気もしますが。

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東洋医学を学ぼうとしたことは、無駄だったのかなと思っていた時期がありました。でも、こうやって食べ物で治す、食べ物で体をいい方向に持っていく考え方にシフトするには、そのときの経験が根底にあと思うと無駄ではありません。

食べ物には栄養学というものがあります。この栄養学がわたしたちの食生活をややこしいものにしている。わたしはそう考えています。健康に生きていくためには、どんな栄養素をどれくらい摂らなくてはいけない。

本当に馬鹿馬鹿しい話。いや、誤解があるといけないの言い直しておきます。わたしにとっては本当に馬鹿馬鹿しい話です。真剣に栄養学を学んでいる人もいるわけで、それに誇りを持って働いている人もいるわけです。

そういう人たちを批判するつもりは一切ありません。そして東洋医学が素晴らしいなんてことを言うつもりも。

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でも、わたしたちは何百年も食べ物によって体を整えてきました。どの栄養がどれくらい足りないとかいう話ではなく、どこの調子が悪いかで、適した食べ物がありそれを食べて治してきました。

東洋医学はちょっとオカルト的な扱いを受けていますが、ほんの少し前までは東洋医学が日本での主流でした。そして今では、東洋医学も西洋医学も重ね合わせた、いいところどりの医学を進めている病院もあります。

処方箋で漢方薬が出ることも普通にあります。

わたしもがっつり東洋医学にはまるつもりもないですが、少なくとも上手に活用できるくらいの知識は身につけておきたい。そうしなくてはいけないという強い気持ちが芽生え始めています。

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それがわたしにとって、将来的に意味のあるものになるような気がします。

みんなと同じことができない性分というだけですが。でも自分が食べたものが体を作るのは間違いなく、それが体と心に対してどのような影響をあたえるのか、考えただけでも面白いですよね。

とりあえずは、美味しくないスーパーの安い羊肉をいかにして美味しくするかのチャレンジです。今日も失敗したので、いまのところ2戦2敗。料理にはそこそこ自信あるのに、なんで上手くいかないんだろう…

美味しく調理できるようになったら報告します。ぜひ胃薬片手にうちに食べに来てください。


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