一昨日はピラティスで、昨日は仕事でヨガでした。昨日はアシックスのイベントだったのですが、フィットネスと聞いて参加申し込みをしたらヨガだったので、ピラティスでの筋肉痛で泣きそうになりながらの人生初ヨガ体験でした。
ヨガとピラティスの何が違うか。専門知識がないので個人的感想でしかありませんが、最大の違いは呼吸法にあるような気がします。もう何年もピラティスをしているので、ヨガをしながらついついピラティスの呼吸……不器用すぎる。
周りが女子だらけなのは同じ…さすがにもう何年もその状態でやってますので、こちらは気にならないんですが、きっと女子が気を使うんでしょうね。ヨガと聞いて止めようかと思いましたが、もう1人男性がいたので。
ヨガにしてもピラティスにしても男性は少数派です。
美容効果のような部分が強調されているからかもしれません。身体の中から美しくなろうというような。あとは、男子禁制のスタジオが多いというのもありますが。
今日受けたヨガも、本来は女性向けのレッスンらしく、男性で受講したのは今回の2人が初めてだとか。そういうのは申込前に言ってくれると遠慮したんですが……
それはともかく、ピラティスをしていると自分の体の変化に敏感になります。昨日のピラティスで感じたのは、明らかに1ヶ月前とは体が変わっているということでした。
この1ヶ月でしたことは階段向けのトレーニングです。なぜそれが影響しているのか分かりませんが、股関節が以前よりも開くようになっています。
それによって座位でも骨盤が立てられるようになったため、これまで以上に負荷をかけられるようになり、昨日の朝も今朝も、すぐには起き上がれないくらいの筋肉痛でした。
自分でも筋肉の付き方が変わっていると感じていましたが、いつも合う人に「ぜんぜん違う」と言われたので、よっぽど変化しているのでしょう。見事にマラソンランナー体型ではなくなってしまいましたが。
もちろんそこを狙ってトレーニングをしたわけですから問題ありません。ただ、40代になっても人間の体はこんなにも変わるんだなと不思議に感じているだけです。
三浦知良さんやイチローさんなどは、肉体は20代のままと言われますが、わたしの場合は20代のままというよりは、ゼロからの作り直しで、これまでとまったく違う方向に変化しています。
世の中の40代というのは疲れている人も多く、運動なんて10mでも走りたくないという人が大勢います。そういう年齢で、まだ変化できる体を持っているというのはとても幸運なことです。
ランニングだけでなく、ピラティスを始めたことで体の声を聞けるようになったのも大きいのですが、ピラティスなんてほとんど誰も知らなかった時代に、受け入れてくれるスタジオと先生に出会えたのは間違いなく幸運です。
あのとき、鎌倉のSUGATAがなかったら、わたしはピラティスを始めることもなかったでしょう。
マラソンだって、大学時代の仲間が誘ってくれたから始められました。それまでは息抜き程度にフットサルをする程度で、筋肉もずいぶんと落ちていました。
あのとき誘われなかったら、万里の長城の階段を裸足で駆け上がるなんてこともなかったわけです。
それはともかく変化した体の話。昨日のブログ記事にもしましたが、首固定という考え方にたどり着きました。これもピラティスやヨガでも活きています。
ただ、ほぼ100%の人が「それはおかしい」と言うと思います。いや、それ以前にわたしが何を言っているのか分からない可能性のほうが高いかもしれません。
おそらく首固定というのは、誰もができるものではなく、ある程度背中側の筋肉が鍛えられていないとできないものなのかもしれません。あと筋肉の動きを感じられるというのも重要です。
今回の気付きのは偶然ですが、そこまでに体が出来ていたからたどり着いたとも言えます。それこそピラティスをして、裸足で走ってということの積み重ねの先にある発見です。
肩甲骨と肩甲骨の間の筋肉で頭の重さを受けると言いましたが、その筋肉が使えていない人や感じられない人にはなんのことか分からなくて当然です(それができたからといって何か得するわけでもありませんし)。
ただ、どんなことでもいきなりゴールに辿り着くことはなんだなと思うわけです。エジソンだっていきなり白熱電球を作れたわけではありません。そこに至るまでの嫌になるほどの積み重ね。
とりあえずは、まだ自分のものにできていない状態ですので、ここからしっかりと体づくりします。意識しなくても首固定して走れるようにしっかり走り込もうと思います。
もちろんハルカススカイランも視野に入れつつ。
やることはいっぱいありますが、新しい気付きはいつだってモチベーションを高めてくれます。これまでの積み重ねがあっての気付き。それをさらに積み重ねたらどうなるのか。想像しただけで胸が高鳴ります。
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