今年の万里の長城マラソンで北京に行ったときに、お土産用に中国茶を探していたときに見つけたのが小青柑です。青柑という柑橘にプーアール茶を詰めたもので数年前から中国で流行っているのだとか。
青柑の中身は手作業でくり抜かれて、その中にプーアール茶を詰め込むのでとても手間がかかり、ちょっとお高いお茶でもあります。値段はプーアール茶の質によってピンきりですが、Amazonなら1個350円くらいで売っています。
わたしが北京で買ったときの値段は覚えていませんが、お土産に1000円くらいの値段を想定していましたので似たような値段だったかもしれません。
写真にあるのが実際に購入したもので、手元に1箱残ったので飲んでみたというわけです。
このお茶に詰められているプーアール茶は南糯古樹茶で、雲南省にあるプーアール茶の産地南糯山で育てられたものです。南糯山のプーアール茶は最も高いものでグラム5000円するとかしないとか。
もちろん、わたしが買った南糯古樹茶の小青柑はそんなに高いものではありませんが、とっても美味しいお茶でした。昨日の朝から何回お湯を継ぎ足したかわからないくらい飲んでます。
本当はちゃんとポットに入れてお茶を出すのが正しい飲み方ですが、ずぼらなわたしはマグカップにダイレクト。基本的には茶葉が青柑の中に閉じ込められていますので、茶葉が広がらないので飲みやすい。
きちんと青柑の酸味が感じられますし、プーアール茶との相性もすごくいい。正直これがあればコーヒーはいらないかもしれません。たぶんわたしが飲む量くらいなら2〜3日お湯を継ぎ足して飲み続けられますし。
1個300円だとしても3日飲めれば1日100円。かなりリーズナブルです。
そして何よりも、普段あまり水分を摂らないわたしが、今日だけで1リットル以上は飲んでいます。24時間マラソンが終わってから体がむくんで体重が1.5kg増えてしまいましたが、水分をしっかり摂ったことで昨日だけで700g体重が落ちました。
ちなみに小青柑は漢方としてもかなり効果があるお茶です。
・胃や腸の調子を整える
・咳止め
・痰止め
・風邪の予防
・ダイエット
お茶に詳しい人が見ればすぐに気づくと思いますが、基本的にプーアール茶の効能そのままです。そりゃそうですよね、ベースはプーアール茶なんですから。
プーアール茶はダイエット効果があるということで、痩せたい人に人気のお茶ですが、多少くせがあるので人によってはあまり得意じゃないかもしれません。
でも小青柑は柑橘の香りもありますので、プーアール茶が得意でない人でも飲みやすく感じるかもしれません。柑橘がじゃまをして飲めなくなる人もいるかも知れませんが。
あと、見た目がよろしくありません。青柑を乾燥させているから仕方ないのですが、ビジュアル的に日本ではなかなか受け入れられないとは思いますが、個人的にはかなりおすすめです。
プーアール茶は発酵茶ですので、ちょっと酔いやすいというのも個人的には嫌いじゃありません。いい気分で仕事ができますから。問題はこれをどこで入手するかということです。
Amazonで30個入りを買うのか、それとも中国茶専門店を探すのか。メルカリやヤフオクにも出ていますが、さすがにお茶などの食品はちゃんとしたお店から買いたいところです。
とりあえず手持ちはあと2個。
さすがに東京ならどこかで売ってそうですが、ちょっと中華街なんかも見てみようかなと思います。思い切って中国に買いに行くというのもありです(中国に行きたいだけなんですが)。
できれば日本で簡単に手に入るのが一番ですが、北京でお茶探しというのも楽しいかもしれません。
というわけで、今日は中国で人気の小青柑についてご紹介しました。プーアール茶が好きで気になるという人は中国茶のお店などで見かけたら、ぜひ試してみてください。
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