年末年始の東西対抗東海道ウルトラマラソンのときから、眼鏡をしているときの斜視に悩まされていました。よく考えたら、眼鏡をかけているときだけ斜視になるのだから、問題は眼鏡にあるのではと。
そこで、眼鏡を自分で微調整したら斜視がだいぶ改善されて、これなら走ってもめまいに悩まされることはなさそうです。
きっと、同じことで悩まされている人も多いんだろうなと思います。もし眼鏡をかけて走っている人で、途中でめまいがするようでしたら、斜視になっていないかチェックしてみてください。
遠くを片目ずつ見て、明らかに位置が違って見えたら眼鏡の調整をしてもらうようにしてください。毎日使っているうちに微妙にずれていて、知らないうちにレンズがそっぽ向いているということがあります。
正確には斜視とは言わないんでしょうね。ただのズレでしかありませんから。
でも、そういうことに気づいたのは30年の眼鏡人生で初めてのことです。鼻のパッド部分が明らかに崩れていたので、そこを直しただけですので1ミリくらいしか動いていません。でもたった1ミリで見え方が劇的に違う。
こういうのはそこそこ高いレンズを購入していると起こらないのかもしれません。これまでは無印良品の眼鏡でしたが、今回は初めてZoffの眼鏡でした。
Zoffが悪いということはないのでしょうが、コストダウンもしすぎると思わぬところで弊害がでてくるものです。もっともちゃんと定期メンテを行っていれば、こんなことにはならなかったのですが。
そもそも眼鏡のレンズは消耗品です。どうやっても傷が付きますし、コーティングが剥がれます。最近の安物レンズですと2年くらいがいいところかもしれません。
フレームだってレンズ代込みで7,000円くらいで売られていますので、こちらもそれほど長く使うものではなく、レンズとともに交換する時代なのでしょう。
わたしも、2年以上同じ眼鏡を使っていますので、そろそろ買い替えどきなのかもしれません。
眼鏡はイメージチェンジできるアイテムなので、また思いきって、今までとは違う雰囲気にしてみようかなと思いますが、今の丸眼鏡も気に入っているので悩みどころ。
でも、今度はランニング中でも使えるスポーツタイプを選ぼうかと思っています。
やっぱりランニングにおいて眼鏡は何かと不利です。わたしはマラソン大会ではいつも使い捨てのコンタクトレンズを使っています。高校時代の度数で使っているので、それこそ処方箋を出してもらう必要がありますが。
ただ、眼鏡のように走っている最中にズレることがありません。
コンタクトレンズをして斜視で気持ち悪くなったということはありませんので、無意識に走りやすいものを選んでいたのでしょう。今の在庫が切れたら、次はちゃんと眼科医に見てもらおうかと思います。
今回の斜視で、目から入ってくる情報がいかに重要かということがよくわかりました。ちゃんと見えていないと、あんなにも気持ち悪くなるわけで、とても走りを楽しむどころではありません。
日々の生活でもストレスになっていたんだなと思います。毎日パソコンの画面を見ているわけですから、目と脳にかなりの負担をかけていた可能性があります。
仕事の集中力も低下しますよね。
目を助けてくれるはずの眼鏡が悪さをしているというのは本当に盲点でした。これで速く走れるようになるわけではありませんが、長い距離の練習もできるようになるはずです。
眼鏡もコンタクトレンズも、当たり前のように使うのではなく考えて使う。これはランニングシューズの選び方と同じことですよね。当たり前と思わず、ひとつひとつ丁寧に納得して選ぶ。
とりあえず、眼鏡でちゃんと見えてないかもと思った人がいれば、お店で調整をしてもらうか、新しいメガネへの買い替えをおすすめします。特にランナーの人は頭に入れておいてくださいね。
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