松山に来ても毎日パソコンの前に座っています。
座っていても3食出てくるので、自宅で働いているよりも動いていないかもしれません。体がなまっていくのが分かるので、月曜日からランニングしています。
松山は実家ではあるものの地元ではないので、懐かしい道があるわけではありません。それでおお遍路で歩いていますし、毎年1回は来ているのでそこそこ馴染みの地。
月曜日、火曜日は愛媛マラソンのコースをなぞりながら、お墓参りもしつつのランニング。全部知っている道なので新しい発見はなく。
できれば今日からは普段歩かないところにも行ってみたい。普通の旅ではたどり着けない場所に行けるのがランナーの特権です。でも、レース前に距離を伸ばしすぎたから今日は散歩かな。
1週間前に頑張ったところでレース結果にプラスになることは何もありません。ちゃんと休みも入れること。
実家からですと、四国八十八ヶ所の太山寺が近くにあります。お遍路をしたときには真夏だったのもあり、かなりグダグダだったことを覚えています。
その道をなぞって歩いてみるのもいいかもしれません。もう10年近く前のことですから、記憶も曖昧ですが。
そう考えてみると、色んなところを歩いたり走ったりしているもんです。お遍路に五街道、伊勢本街道。日本海から太平洋まで走ったこともあります。
今年から挑戦したいことのひとつ、金沢から江戸までの5日間500km。それに加えて、富山から名古屋までの245kmというのもやってみたいなと思ったり。
飛騨に行ってみたいだけなんですけどね。
普段はほとんど動かない静の生活をしているのに、走るとなると何百キロも走りたくなる。なんでそんなことになっているのかは分かりませんが、走らない自分も走る自分も嫌いじゃないです。
そして、見知らぬ町を走ったり歩いたりする自分も。
好奇心というのとはちょっと違うのかな。わたしは基本的に自分以外にあまり興味を示さないタイプですので、好奇心はそれほど高くありません。
ただ、街を感じたい。歴史を感じたい。人々の生活を感じたい。
そこに形はありませんが、何かを感じて自分の中にインプットの作業をしているときに幸せだったりします。この数日はインプットがほとんどないのでちょっと閉塞感があったり。
この状態が長く続かないことも知っています。どこかでまた活性化して、こんどは静けさを求めたくなる。人間はいつだってないものねだりで強欲です。
だからわたしは走り続けているのでしょう。まだ感じたことのないものがその道の先に待っていると思ったら、立ち止まることができません。
わたしの長所でもあり短所でもあります。
思うように体を動かせていないからか、どうも頭の中だけ「走りたいモード」になっているようです。そういえば、前日は北海道を1周するマラソンに出る夢を見てましたし。
この「走りたいモード」が愛媛マラソンにどんな結果をもたらすのか。いろいろ楽しみにしています。
愛媛マラソンまであと4日。
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