少し前からグルテンフリーの食事をしていたのですが、先日の彩湖リレーマラソンの打ち上げで小麦粉を解禁したら、即効で翌日から身体のあちこちがかゆくなるという。
小麦粉アレルギーというわけではないのでしょうが、小さな頃にアトピー性皮膚炎だったこともあり、グルテンに反応してしまうのかもしれません。そこからはまたグルテンフリーに戻しました。
とはいえ、何をするにしてもストイックに突き詰めていくタイプではないので、完全なグルテンフリーを目指すわけではありません。食べたいものがあれば躊躇なく食べます。
ただ、選択肢がいくつもある中で、パスタやパンを選ばないというだけのことです。大事なレースのご褒美として食べるくらいでしょうか。少なくともレース前日には口にしないように心がけます。
それに合わせたわけではありませが、腸内細菌に関するセミナーの取材があり、これまで気にもしたことのない腸内環境についての基本を学ばせていただきました。
さわりだけですので、なるほどなと思うこともあれば、何でだろうと疑問に思うこともありますが、これもきっと取り組むべきことなんだろうなとは感じています。
わたしは比較的内臓が強く、海外でお腹をくだすということはほとんどありません。友だちを訪ねて中国の長春に行ったときに、激辛麺を食べて調子が悪くなったくらいでしょうか。
もちろん水道の水を飲まないなどの注意はしていますが、どんなお店でも食事しています。衛生的にもどうかと思うようなお店で食べてもお腹を壊すことはありません。
こういうのも腸内環境が影響しているという話は、なかなか興味深いものがあります。
そういうのを色々と考えていると、また「お肉いらない」のターンがやってきました。何度目のお肉不要状態か分かりませんが、「お肉はしばらく食べなくてもいいかな」という気分に。
これも、ストイックに続けるつもりはありません。単純にこれまで1日1食だったご飯を3回にするという、あたり前の食生活にして、発酵食品と食物繊維を多く摂ること。ご飯は言うまでもありませんが玄米です。
仲間と外食すれば、お肉を食べることもあるでしょうから、あくまでも自宅でのお話です。
これで何かが劇的に変わるなんてことはないかと思いますが、わたしの学んだことが理論的に正しいのであれば、より走れる体になるはずです。
セミナーでトークショーをした神野大地選手が繰り返し口にしていたのは「いい練習をしただけでは速くならない」ということでした。これはわたしも同意します。
ただ、これまでのわたしは「いい練習としっかりとした休養」と言っていました。今回のトライアルが上手くいけば「練習・休養・食事」の3つの柱でランニングを語ることになるのでしょう。
すでに、食事の重要性は分かっているつもりでしたが、タンパク質や炭水化物といった栄養成分だけでしか食事を見ていませんでした。そこに腸内環境という考え方が入ってきたのは、かなり大きな影響を与えそうです。
ただし、きちんと自分なりに結果を出してからのことです。
グルテンフリーはきちんと結果になっています。ランニングというのではなく肌の状態を維持するという部分で。その他にも影響が出ている可能性がありますが、まだわたしの気付きにはなっていません。
わたしは面倒な性格をしていて、きちんと自分で納得できないと何事も受け入れることができません。学校の授業で公式を習っても、その公式がなぜ成り立つのかを紐解くところから行うタイプでした。
「常識だから」「当たり前のことだから」で認めるというのができないタイプ。
ですので今回の腸内環境の向上というテーマも、自分でしっかりと消化して納得したら、言葉にして伝えていければと考えています。
このまま道を進むと、ただの健康オタクになってしまいそうですが、自分の考え方を人に押し付けるようなことだけはしないように気をつけようと思います。
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