完全休養ということで、今週はまったく走っていません。本当にそれがいいことなのかどうかは分かりませんが、気持ちは常にそわそわしています。やっぱり走らないと気持ち悪いものです。
ただ、走りたいという気持ちを取り戻すのも大事なことです。普段の練習を嫌々やっているわけではありませんが、毎日走っていると、走る喜びみたいなものはどうしても薄れていきます。
プロアスリートでも、1年に1ヶ月くらいはオフを設けるわけです。わたしはそこまで自分を追い込んでいるわけでないので、1週間で問題ありません。
4月からはまた朝練を取り入れようかなと考えています。やっぱり走行距離が足りませんし、少し生活がダレてしまっています。毎朝5時に起きるという生活に戻すことで、メリハリのある時間を過ごしたいなと。
少なくとも、昨年はそれで結果を出したわけです。毎朝5km程度ですが、その5kmだって30日で150kmですので、普通のランナーさんの1ヶ月分くらいの走行距離にはなります。
わたしは走った距離は裏切らないなんてことは思いませんが、練習で走ってないのにレースで結果が出るわけがないとは思っています。マラソンは、自分を100%出し切ることはできますが120%は絶対に出せません。
そう考えると、ある程度の距離は絶対に必要です。ブログのタイトルが「月間走行距離なんて知りません」になっていますが、それは、月間走行距離なんて計測しなくても、毎日練習していれば勝手に距離は増えるという意味です。
練習をしなくてもいい。
距離なんて関係ない。
そういうことを言いたいわけではありません。練習は大事ですし走行距離も大事です。でも、それだけで強くなれるわけではありません。1ヶ月でいくら走ったということを自慢することに意味はないと言いたいだけ。
もっとも、マラソンで誰かに何かを示す必要なんてまったくありません。サブ3を達成しようが、自己ベスト更新をしようが、それは自分だけの中で、小さくガッツポーズをすればいいだけのこと。
わたしは情報発信をしているので、ブログには自分のレースタイムを書いていますが、SNSにはほとんどタイムを載せることはなくなりました。
わたしのタイムがSNSの投稿に載っていたからどうだというのでしょう?
走行距離がどれくらいかなんてどうでもいいことだというのと同じくらい、レースのタイムなんてどうでもいいことです。大事なのは自分が思ったように走れたかどうか。レースを楽しめたかどうかということだけです。
タイムはもちろん見ます。でもそれは、自分の感覚と実際の結果を結びつけるためだけの行為です。うまくいっていると自分が感じているのに、実際にはうまくいっていないということはよくあります。それを少しでも減らすためのタイムです。
体重や体脂肪率、睡眠時の心拍数を計測しているのはその一環です。
調子が上がらないのは、メンタルの問題なのか、それともコンディションの問題なのか。コンディションだとすれば何が原因なのかなど、自分なりの分析をしていくわけです。
答えが間違っていても気にする必要はありません。それを続けることが大切です。
今回の走らない期間を設定したのも、そのような自分なりの分析の結果であり、そうすることでどんな変化が出るのかを確認するためでもあります。もちろん朝ランを再開するというのも。
わたしは感覚派の人間ですが、感覚だけで結論を導き出しているわけではありません。感覚を磨くために、様々な情報を取り入れます。インプットなしで結果を出せるのは本物の天才。残念ながら、わたしはそういうタイプではありません。
自分で考える。
これは数少ないわたしの強みだと思っています。自分で考え、自分で判断し、自分で行動に移す。とてもあたり前のことなんですが、多くの人が行動に移すまでいかない。なぜなのかは知りません。
ただはっきりしているのは、そこに自分の強みがあるなら、それを全面的に押し出していくべきということ。自分が正しいと感じた道を進む。その道がどこに続いているかなんて重要ではありません。自分を信じて前に進むだけ。
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