逆流性食道炎と診断されたのでいったいどういう症状なのか調べてみた

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体調が悪く、集中力が極端に低下したので午前中で仕事を切り上げて、病院に行ってきました。診断結果が逆流性食道炎です。お医者さんに「これまでになったことはあるか?」と聞かれて、「ない」と答えたのですが、帰宅途中に以前同じことを言われたことを思い出しました。わたしはお腹は強い方で海外で水にあたったことがないのですが、胃は強くありません。食べ過ぎると胃酸が上がってくることがときどきあります。せっかく逆流性食道炎になったのですから、この逆流性食道炎を調べてみようと思います。

逆流性食道炎は胃酸や十二指腸液が食道に逆流することで食道の粘膜に炎症を引き起こす疾患です。

逆流性食道炎の要因は次のようなものがあるようです。

  • ストレス
  • 過飲過食
  • 喫煙
  • 飲酒
  • 加齢

喫煙以外はすべて心当たりがあります。とくにいまは減量のため食が細くなっていたところに慰安会です。胃がびっくりしたのでしょう。お酒も結構飲みましたし。ストレスではないのですが、あまりやらないようにしていた残業を昨夜はかなり遅くまでしていました。しかも製品の不具合が次から次へと見つかるのです。ちょっとしたストレスだったかもしれません。睡眠時間が削られたことが最大のストレスだったかもしれませんが。

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実はこの逆流性食道炎、多くのウルトラランナーにとって他人ごとではありません。わたしも24時間マラソンを走るときに胸焼けを起こすことが度々ありました。その原因が逆流性食道炎だということです。ウルトラマラソンの大会ではほぼ半数の人がその胸焼けを経験するようです。そのため胃薬を用意するランナーも少なくないようです。

普通のマラソンぐらいまでの距離の場合、スタート2時間とか3時間前に食べないようにすれば逆流性食道炎を回避することは可能ですが、ウルトラマラソンは走りながら食べるような競技ですから、食事中に走るようなものです。

治療としては生活習慣の改善、薬物療法、手術などがあるようですが、基本は生活習慣の改善と薬物療法でしょう。わたしも薬を2種類処方してもらいました。ただ、薬で治るわけではなく症状を緩和するだけのようです。実際に飲んでみると、無理に胃液を抑えているのがわかります。しゃっくりを無理やり止めた時のあの嫌な感じが続きます。(しゃっくりを無理やり止める方法を知りたい人はまた別の機会に…)

薬は飲むにして、あとは生活習慣の改善ですね。刺激の強いものは避けるのは感覚的にわかると思います。もっともわたしは辛いものがそれほど好きなわけではないので問題はありません。脂肪分やタンパク質の大い食事を取り過ぎないことも大事だそうです。脂肪分は少なめですが、ランナーである以上タンパク質は必要です。どのあたりが適量なのかいろいろ試してみるとしましょう。

アルコールやコーヒーもNGですね。そういえば今朝、久しぶりに缶コーヒーを飲んでました。悪化した原因はそこにあるのかもしれません。昨日までは胃に気を使って白湯にしていました。

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予防としてガムが効果的のようです。刺激の少ないガムを食後に噛むことで逆流性食道炎を予防できるようです。ということはウルトラランナーも食後にガムを噛むというのは効果的かもしれません。少なくとも胃薬に頼るよりはいい気がします。
炎症はガムで沈静化できる|逆流性食道炎コラム 

こういう体調不良は大なり小なり体からのSOS信号です。ちいさな信号を見逃したがために大ケガにつながることもあります。これぐらい大丈夫だろうなんて勝手な判断をせず、お医者さんに診てもらうことも大切です。しっかり体の声を聞いて被害を最小限に抑えれるようになりたいものです。

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