あやうくデジカメを買うところだった…

愛機 OLYMPUS E-420

愛機 OLYMPUS E-420 + パンケーキレンス

なんとか荷物は30Lのリュックに収まりそうな感じだ。ほとんど余裕が無い状態だけど、ここからは引き算していくしかない。衣類だって現地で買って使い切るというのもありだ。ムダに思えるかもしれないけど、現地の人が買うようなものならTシャツぐらい百円ちょっとで買える…はず。

旅行とは別の買い物でさっき町田に行ってきたんだけど、あやうくデジカメを買うところだったよ。買ってもいいんだけどさ、展示品でなおかつ部品が足りなかったので躊躇した。それでもいまどきのデジカメはミラーレスならものすごい軽いんよね。おいらのオリンパスE-420は発売当時一眼レフ最軽量だったけど、ミラーレスはその半分以下の重さしかない。

でもさ、かっこいいんだよおいらの愛機OLYMPUSのE-420は。きっといまどきのミラーレスカメラのほうがいい写真が撮れるんだと思う。新しいカメラは機能もたくさんあるし、モニターも信じられないぐらいきれいだったし。ただ、きれいにとれるというだけで、カメラとしての楽しさがあんまりない。ファインダのないカメラで写真を撮るのってiPod touchで写真を撮っているのと気持ち的にはあまり変わらなくないか。出来上がる画像はぜんぜん違うんだけど、撮る楽しさという視点で考えると、もう骨董品的な扱いをされかねないE-420のほうが圧倒的に楽しい。

それでも、それでもよ。旅に持っていくカメラとしてはどうかと思うんだ。カバン持ちがいて荷物をふんだんに持っていけるようなブルジョアな旅をするなら一眼レフぐらい持っていてもいいと思う。でも、持っていける荷物は限られているわけだ。そういうときは臨機応変に違うカメラを持っていくのもひとつの選択肢やと思う。ただ、撮るのが楽しいということが大前提ねだけどね。PENTAXのQとかQ10とかはそういう気持ちになれそうなカメラなんだけどねぇ。逆にCanonとかNikonなんかは正統派すぎて、カメラの存在そのものがおいらっぽくない。常に人の選ばないものを選ぶ天邪鬼ですから。

ちなみに海外で一眼レフなんて持ちだして危なくないのかと思う人もいると思う。ただ、おいらはまだ海外でそういう危険な思いをしたことがない。観光地でも街中でも一眼レフを自然に出して構えているけど、盗まれそうになったことは一度もない。もっとも混雑したところでスリにあうこともない。中国はスリに気をつけろとよく注意されるけど、運良くそういう被害にはあっていない。半分は心構えの問題なんやと思う。スリやら盗みをする人は相手を見て行動をする。おいらは気をつけていないようで、そういう人たちから見たら気をつけているように見えるのかもしれない。そんなこと言っておきながら今回盗まれたら笑うに笑えないけどさ。

町田まで行ったのに大和の王将でビールセット

町田まで行ったのに大和の王将でビールセット

カメラってなんてこんなにも楽しいんだろうね。フィルムだとたくさんは撮れなかったから、デジタルの時代になって本当に良かったと思う。おいらはいまモノを減らしているけど、カメラだけはもう数台増えてもいいかなと思っている。いつもカバンに1台入っているような感覚で。ただねぇ、写真を撮るのは好きなんやけど肝心の腕がどうにも(笑)まぁこれを仕事にするわけでもなければ写真展を開こうというわけでもないので、好きだということだけでいいのだよ。なぜマラソンはそういう気持ちで挑めないかは永遠の謎だな…

さて出発までにデジカメを買わずに我慢出来るか、それとも勢いで買ってしまうか。はたまた北京で買うという暴挙に出るか。どういう結果になっても決して冷たい目で見ないでください。かわりに他のモノを減らしますから。

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