少し請けていた仕事が途切れたので(30分後に追加案件をもらいましたが)、確定申告の準備をはじめました。とりあえず仕事用の口座とマネーフォワードを連携させて収益の確認と、楽天カードを連携させて消耗品などの経費データを入力しました。
このあとUberの現金収入、トレーナーとしての現金収入、楽天銀行への入金なども追加するのでまだ暫定金額ですが、2020年は過去最大の売上で、2年ぶり2度目の売上高300万円超となりました。会社員時代から考えるとかなり少ないのですが、新卒くらいの収入にはなったでしょうか(売上高ですが)。
上がそのグラフですが、昨年は4月支払いの大きな案件が2つあったので、その月だけ売上が60万円を超えています。その反動で5月の収入が少なく、さらにグラフとして全体が少なく見えますが、実際には安定して収入がありました。生活が苦しかったのはUberを始めたばかりの1月くらいです。
やはりUberEatsという働き方がプラスされたのと、マラソン大会がなくなって休みなく働けたことが大きいのですが、必ずしもコロナ禍でフリーランスが収入減になるわけではないということが、伝わればいいかなと思って途中経過ですが公開しました。
以前の記事でも書きましたが、コロナ禍で収入が止まって苦しいというのは甘えです。もちろん本当に働けない人もいるのでしょう。全員に一律で甘えと言うつもりはありませんが、普通に体を動かせることができるなら、いくらでも稼ぎ方はあります。
そして何よりも、コロナ禍になってから動いていところがすでに甘えです。自分の収入が止まったときのことを考えて、なんらかのスキルを普段から磨いていたかどうか。「アリとキリギリス」です。この物語ではアリは働き続けているというイメージですが、実際には「蓄えている」が正解です。
冬に向けて蓄えている。それは自分が稼げなくなる状態に向けて、スキルを高めておくのと同じです。UberEatsのスキルなんて必要ないじゃないかと言うかもしれませんが、1日70km以上連日で自転車を漕げる45歳というのは、おそらくそれほど多くありません。
これができるのは、この歳までコツコツとランニングを続けてきたからです。会社を辞めたときも、ライティングという武器を磨いていたから、なんとか食べていくことができました。芸は身を助けると言いますが、芸は磨いてないと自分のものにはなりません。
もっとも私は運が良かっただけのことかもしれません。新型コロナウイルス感染拡大前にUberEatsの登録を済ませており、それをしたのも年末に山手線を走っているときに見て、これならライティングの仕事がないときに稼げると気づいたことがきっかけです。あのとき山手線を走っていなかったら貧乏ライターを続けていたかAmazonの倉庫で働いていました。
コロナ禍で街にUberEatsの配達員が溢れていた1回目の緊急事態宣言期間は、ほぼ連日ライティングの仕事で埋まっていました。RUNNING STREET 365もアクセス数が落ちるどころか伸びており、高いモチベーションで継続できました(立ち上げたものの諦めたサイトもありますが)。
運がいいのは認めましょう。ただ、運を掴んだのはこれまでの積み重ねがあったから。だから誰かが会社を辞めて好きなことをしたいと言っても、歓迎したりはしません。フリーランスなんて10年で10%程度しか生き残れない働き方です。スキルがあるのは当然で、さらに運も味方しないと続けられません。
収入も見ての通りひどいものです。会社員時代よりも200万円以上低いという現実。ただ、ここには会社員時代にはなかった自由があります。圧倒的な自由です。どれだけ仕事をしても怒られません。三六協定もありません。それを喜べるくらいでないとフリーランスなんて無理なんです。
さて今年はこれを上回れるのか……さすがに厳しいかな。
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