働くのが好きなのだと改めて実感【余計なものはいらない】

12月27日から1月4日までの宿のお手伝い。最初は宿直をするという話でしたが、部屋の清掃もプラスして、さらに朝ごはんの準備も手伝うことになり、自由時間があまりない稼働状態でしたが、疲労感はともかく楽しい時間を過ごしました。

慣れない仕事というのもありましたが、自分は仕事そのものは遅いのだということに気づいたのが、大きな収穫のひとつ。これまで仕事が早いと言われてきましたが、清掃の仕事はベテランの人たちの倍近くかかります。

そこそこ機敏に動けるつもりだったので、この結果はかなりショック。でもよく考えたら、私は機敏に動けるタイプではなく、先読みをして動くタイプなので「ヨーイドン」で始まる仕事は、人並みかそれ以上に時間がかかります。

これからも継続して宿のお手伝いをするなら、掃除の遅さをなんとかしなくてはいけません。ベッドメイキングもそこそこ手間取ります。ベッドメイキングの練習のためにベッドを買おうかと思うくらい遅いんです。

ダンボールと布で練習すればいいでしょうか。こう見えて負けず嫌いなところもあり、何においても上手くできないのはとにかく嫌なんです。でも練習用にマットレスを買うくらいなら、宿直用のマットレスのほうが必要です。

用意してもらったマットレスは柔らかいタイプなので、やや眠りが浅くなってしますので、ずっと狙っていた持ち運びできる高反発マットレスを購入しようかなと。やっぱり睡眠はとても大事だということを痛感したので。

宿直なのでトラブルがあれば起こされます。初日に「隣の部屋がうるさい」というクレームと、翌日には門限までに帰ってきてなかったお客さんから「玄関あけて」の着信。そういうことに対応するのが宿直の仕事なのですが、問題はそれを体験すると何もなくても眠りが浅くなるということ。

トラブルが起きないかずっと気になるわけです。寝ていても気が張っているような状態。これはなかなか経験できることではありません。そういう意味ではいい経験になりました。電話が鳴るまで図太く寝れるようになりたいところ。

そんなこんなで、ずっと働いていたのですが、正直な感想は「働くのって楽しいな」ということ。ずっと働いているんです。休憩時間も食事とランニング以外は、ブログを書いたりインスタの投稿を作ったりとほぼ仕事。

そうなると余計な情報がほとんど入ってきません。インプットする余裕がなくなるわけです。それが自分にとってはいいことなのかもしれません。自宅で仕事をしているときは、やれることも多いから気が散っていますが、宿ではそれしかすることがないわけです。

人によってはそれが耐えられないのかもしれませんが、私は全然問題なく、むしろそれを楽しいと思える体質。この2年間ほとんど休みなく働いてきたのも、きっと本質的に仕事が好きだというのもあるのでしょう。

仕事が遅いということと、仕事が好きだということ。今回わかったのはこの2つ。あと、人と会話するのも好きみたいです。ただ人見知りの一面もあるので、次回からはもう少し積極的に話をしていこうかと。いずれにしても本当に楽しい時間でした。

またお手伝いに行くのが楽しみ。

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