今回も意識を保とうと頑張りましたが、眠くなる薬を投与され、次の瞬間にはベットの上。楽だからいいんですが、寝ている間にすべてが終わるというのはなかなか理不尽なモノです。とりあえず、逆流性食道炎の跡はあるけど、胃も十二指腸も問題なしとのこと。まだ今回は少し調子が悪かったので不安でしたがよかったです。
来月は人間ドックのフォロー健診ですが、こちらもきっと問題ないはず。根拠はありませんが。こうやって書くと、健康オタクみたいな感じになりますが、私は健康なんぞ興味があるわけもなく。健康になりたいならランナーなんてやってません。ただ、生きていれば色々あるわけです。
マラソンなんか走ると免疫力が大幅におちますし、膝などの関節はどんどん消耗するわけです。ランニングにいいことなんて、まったくなさそうな気がします。もっとも1日5km程度なら健康になるようなので、人によっては、ランニングは必要なモノですね。私にとっては寿命を減らすモノ。
それでもリターンがあるから走ってます。走ることで色々な人に出会えましたし、様々な経験もできています。これはここまで真面目に走ってきたから得られたモノ。中途半端に取り組んでいたら、このレベルにまでは到達しなかったのは明らかです。ストイックに走ってきた時もありますし、そういう経験もプラスになっています。
胃のトラブルについてはもうかなり長い付き合いになっています。時々調子が悪くなるので、完璧に治ることはないのかもしれません。ただ、こうやって定期的にチェックしてもらえるので、それはいいそれでありがたいなと。私は健康診断をサボりがちなタイプなので。
今年は健康診断くらいは行こうかなと考えています。それくらいの余裕はありますので。流石にこの歳になると、常にどこがトラブルを抱えているもので、それを把握するというのも大切なこと。自分がどこまで無理をしても大丈夫なのか知っておくのも、無茶な働き方をすることの多い私にはとても重要だと。
ときどき「もう走ってはいけません」と言われるのではないかと不安になることはあります。永遠に走れるわけではありませんから。ストイックにやってきた時代があるから、消耗だってそこそこ激しいわけです。一般人よりは早く体がダメになるはずです。まだそこまでではありませんが。
70歳や80歳になって走っている人を見ると、シンプルにすごいなと思います。いや、ランニングにおいて、自分以外の人はみんな「すごいな」と感じます。フルマラソンをのスタートラインに立つことだってなかなかの挑戦です。それは何歳であっても。自分のことは別基準であり、目指すところはいつも高みにあります。
それでも走れなくなる日が来るわけです。これは絶対にやってくるもの。それをどう受け入れるのか、今の私にはわかりませんが、そのときにやり切れたと思えるラン人生でありたいところです。笑顔でそっとランニングシューズを置く。それがいつかはわかりませんが、メンテナンスをしないとあと1年も耐えられないはず。
胃カメラを飲むたびに、食生活もきちんとしなきゃと思うのですか、人間はそう強くない生き物。喉元過ぎれば……というやつですね。とりあえずは好きなものを好きなように食べ続けようかと。幸いエビカツ以外はなんでも美味しくいただえる体ですし。
いつ走れなくなるかはわかりません。それがもしかしたら明日かもしれません。生きていればいろいろなことが起きますからね。きっと数日は自分を見失うことになるでしょうけど、1週間もすれば元の自分に戻っているような気もします。やりたいことは大抵やってきましたから。
やりたいことはたくさんあるけど、悔いはひとつもありません。いや、まだ終わらないですよ。むしろ健康であることを確認したので、走れなくなった未来のことなんて気にする必要はありません。ただ、こういう検査をしたあとは覚悟は決めなきゃなと思うだけ。明日からまたいつもどおり走り込みます。
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