仕事にストレスを感じないから、すべての仕事を天職だと思える

昨日はライティングのクライアントさんとランチをしてきました。こうして実際に会って話ができるのは、本当にありがたいことです。ライティングの場合、クライアントさんに会わないことが普通で、コミュニケーションがほとんどないケースも珍しくありません。

毎月決められた日までに記事をアップするだけという仕事もあるのですが、それはフィードバックも修正依頼もほとんどないので、個人的には手応えもなく楽しくはありません。やはり仕事は人とやるものなので、コミニケーションがあってなんぼです。

もっとも私が会社員で尖っていた頃は、コミニケーションなんて不要で、それぞれが与えられた役割の中でベストを尽くせばいいと思っていました。だから馴れ合いになることを避けて、飲み会なども歓送迎会などの欠席することが不義理になるようなもの以外は断っていました。

そもそも会社員時代からサイトの運営をしていたので、自宅でやらなくてはいけないことが無数にあったというのも、お酒を飲んでいる場合ではなかった理由のひとつ。それでいて派遣先では、誰よりも遅くまで働いていましたので。当時は派遣社員がひとりで残業しても咎められないいい時代でした。

私はフリーランスになってから、起きている時間はすべて仕事という感覚になったと思っていましたが、クライアントさんに過去の話をしながら、そういえばずっと仕事の虫だったことを思い出しました。仕事がストレスになることはなく、どの職場でも気持ちよく働けたのが大きかったと思います。

面倒だと感じたのはアルプス技研で社内のことをしていたときくらいでしょうか。ただそれも仕事が嫌なのではなく、権力を振り回す上司が嫌いだったからで、仕事そのものはいつだって楽しみながらやっていました。ストレスを減らすために職場の近くに引っ越したりはしましたが。

機械設計は私にとって天職でした。自分で言うのはあれですが、派遣先でいい先輩や上司に恵まれたので、それなりのスキルを持った設計者になっていたと思います。今のライティングスキルも、機械設計で深く考えるスキルを身につけていたことがプラスに働いています。

そのライティングも天職だと思っています。社交辞令はあれど、クライアントには評価してもらえていますし、営業活動をせずに7年も続いているわけですから。UberEatsも天職ですね。体力はありますし、接客するときの距離感の取り方も悪くありませんし。

私がワークマンの980円シューズでサブ3.5を出したときに、親しいラン仲間に「何を履いても一緒なんでしょ」と言われましたが、それに似ています。どんなシューズも履きこなせるのと同じように、どんな仕事も天職だと思えるくらいに楽しく、求められる以上の成果を残せます。

昔からなんでも平均点よりも少しだけ上でした(英語とサッカーを除き)。1番の人よりは明らかに劣るけど、何をやらせてもそつなくこなす。これが私の特性なのでしょう。才能はないけど、与えられた仕事はきちんとこなす。もちろん、時々ヘマはしますがそれが許されるくらいの仕事ができているのでしょう。

なぜできるのかはわかりません。きっと親の育て方が良かったのか、もしくは遺伝か。どちらにしても、親に感謝するしかありません。ただ46年間ずっと本気で何かに取り組むことがなかったのも、大抵のことは上手くできたから。努力をしないわけです。コンプレックスもないから「なにくそ」とならない。

ここまでそうやってきたから、きっとこれからも変わらないのでしょう。特に仕事との向き合い方は。タワーマンションで暮らすことはなくても、いつも満たされている人生。それはそれでいいものです。もっと歳を重ねたときに、あのとき努力してればなぁと思うかもしれませんが。

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