FacebookやTwitterなどで「なんで自分だけ、こんなに悪いことが続くのだ」と嘆き続けている人がいて、正直なところ「いやいや、そんなわけないやん」と思いながら、投稿を流し読みしてきたのですが、ふと「そんなこともあり得るのかな」と思うことが。
私はいま、伊豆高原の宿で宿直の仕事をしているのですが、ランチに外食をしようとすると、ことごとく狙ったお店に入れなかったり、販売終了になっていたりします。これはもう「運」だけでは語れないくらい連続で起きており、そうなると「自分ばかり」に信憑性が出てきたわけです。
勘違いしないでほしいのですが、別に食べたかったものを食べられなかったくらいで、「自分ばかり不幸になる」なんてことは1ミリも思っていません。ただ、最初は運が悪いなと思っていたのですが、昨日のランチに金目鯛カレーを食べそこねて気づきました。
これは運が悪いのではなく、自分の生活リズムに問題があるのだと。今回の宿の仕事は清掃が入っているので、基本的に11時台に終わります。そこから自分の作業を行って、ひと息ついたら練習も兼ねて食べに出かけるようにしています。
そうすると宿を出るのが13時。あえて遅い時間に出ているのは、観光地ということで行列に並ぶのを避けるためです。でも、このタイミングで食べに出かけるのが問題なのでしょう。多くのお店が食材を切らしていたり、ランチタイムを終えていたり。
行列を避けたいのであれば、後にするのではなく先にするべきです。そうすれば、むしろ選びたい放題なわけです。たった1時間30分の遅れで、いつも食べたいものにありつけない。これが「自分だけ不幸になる」原因のような気がします。
要するに生活を根本から見直すことで、多くの不幸から逃れられるわけです。そんなことは当の本人もわかっているとは思いますが、それを指摘すると「それができたら苦労しない」と逆ギレされるだけですから、絶対にアドバイスなんてしませんが。
もちろん、絶対に生活リズムだけが原因だとは言いません。ただ、環境を変えることが不幸を遠ざけるというのは46年間生きてきて、私は何度も経験しています。私自身がとにかく環境を変え続けるタイプで、だから不幸に取り憑かれにくいのかなと。
家族と折り合いがつかないなら、どんな手を使ってでも家族と距離を取るべきですし、職場でストレスを感じているなら職場を変えるべき。周りが変わってくれるなんてことは、まずありませんから。だったら自分が変わるしかありません。
もっとも、本当のところを言えば、家族とも職場ともいい関係を築くための努力や気遣いは必要で、「自分だけ不幸に」の人たちは、他の人との距離感の取り方が下手な人が多いようにも感じます。あまり細かく書くと「これって自分のことでは?」となる人が出そうなので、これ以上は書きませんが。
よくあるんです。自分の中で一般論として書いたことを「私のことでは?」「僕のことでは?」と身近な人から言われることが。もう20年近くブログを書いていて、そんな特定の誰かを推定できるようなことを題材にするわけがないのですが。
いずれにしても、僕は伊豆高原のお店との相性の悪さは、仕方がないものとして受け入れるとします。時間をずらすほどのことではありません。狙ったお店に入れないことが縁で、別のお店を知るなんてこともありますので。さて今日はどのお店に行けるかな。
RUNWAY練習会開催中
効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。
日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら