起きたことを受け入れて、やせ我慢してでも前を向くこと

UberEatsの配達で移動中、路地から出てきた電動ママチャリに衝突されました。特に大きな問題があったわけではないのですが、昨日は別の場所でもビルの駐車場からロードバイクが飛び出してきたり、停車中のタクシーを避けようとしたら、タクシーがウインカーなしで発進してきたり。

街と波長が合わない日ってあるんですよね。何をしても悪い方向に流れてしまう。ぶつかられた瞬間に頭をよぎったのは、自転車が大丈夫かどうか。横からフロントタイヤにノーブレーキでぶつかられたので、当たりどころが悪いと自転車が壊れてしまうので。

ただそれは頭で考えたのではなく、「これくらいの衝撃なら、ぶつかられた部品の強度からして変形はしないはず」というのを衝突した瞬間に判断していました。まだエンジニアっぽいところが残っていることに、ちょっと苦笑い。こういう感覚が残ってるなら、まだ機械設計の仕事とかできるのかもしれません。

右からぶつかられたので、とっさに左足で受け、膝で力を逃したので転倒することもなく事なきを得ました。相手の人がすまなさそうにしていたので、大丈夫と伝えて何もなかったかのように去っていったまでは良かったのですが、数秒後に左足のふくらはぎがピキッと。

やっぱり大丈夫じゃないですなんて言うのもカッコ悪いので、そのまま自転車を漕ぎ続けたのですが、そういう時の強がりとか見栄っ張りとか大事だなと。男たるもの弱いところとかは人には見せず、やせ我慢するくらいがちょうどいいもんです。少なくとも40代にもなったなら。

じゃあ本当にケガをしていたらどうするんだという話ですが、別にランニングしてても足を挫いてケガをすることだってあるわけです。必要なだけ休養を取って、治せばいいだけ。私の基本スタンスは与えられた環境でベストを尽くすこと。医療費が必要なら払えばいいだけ。

間違わないで欲しいのは、これを読んでる人に同じ考えでいて欲しいとかは1ミリも思っていないということ。普通は連絡先を交換して、何かあれば連絡しますとするのがベスト。自転車が変形するくらいの事故なら、保険も関係するので、警察を呼ぶとかもしなくてはいけません。

そういった正しい方法で対処したほうが、きっと不満も小さくなるはずです。ただ、私の場合はぶつかられたことに不満もないですし、UberEatsの配達なんてしていたら、そういうことも起こることは想定内。転倒して頭を打ったとかでない限り、運が悪かったくらいの話で済みます。

私に取って大抵のことは「どうでもいい」んですよね。自分に不利益になることが起きても、世の中が間違っていてもどうでもいい。自転車でぶつかられても、大ケガでもしない限りどうでもいい。私にとって大切なのは、そのあとどう対処するかというだけ。起きたことの原因追求とかは興味ないので。

無関心なので、人間としては問題があります。でも、自分のこと以外を考える余裕なんてないので、それは仕方ないことなのかなと考えています。自分以外のことに関心を持てるのは、時間に余裕があるから。言い方は悪いですが「暇だから」他人のことが気になるわけです。

もっともそのほうが、よっぽど人間らしくて魅力的ですけどね。自転車で横からぶつかられた時に、自転車が変形していないかとか、もう少し柔らかく受けられたかもなんて考えるのは人間としてどうかしています。人間味があるなら瞬間的に怒りをぶつけるくらいあって当然です。

でもないんですよね。年々怒りみたいな感情が減ってきました。この1〜2年は特にそうですね。SNSなどで怒り狂っている人たちを見過ぎだからかもしれません。「あんなふうにはなってはいけない」とどこかで自分をセーブしているのでしょう。カッコ悪いじゃないですか、大人が怒りの感情に支配されるのって。

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