今年も無事、誕生日を迎えることができました。11月5日は文化の日とからめて連休になることが多く、マラソンをはじめてから誕生日を自宅で過ごすことが少ないのですが、今年もご多分に漏れず、新幹線の中でこのブログを書いています。
会社を辞めて独立したのが7年前。当時は新幹線なんて高級な乗り物に乗れる日が来るとは思いませんでしたが、今ではあたり前のように新幹線移動。初心を忘れないために、久しぶりに夜行バスに乗っておいたほうがいいかもしれません。
無事に誕生日を迎えたといっても、ずっと書いてきたようにコンディションがよろしくありません。これが加齢によるものなのか、何かの栄養成分が足りていないのか、それとも体のどこかに異常があるのかはわかりませんが、健康であることが普通じゃないということを実感しています。
ただ、体調が悪いといってもフルマラソンは3時間40分で走れますし、坂道ダッシュもしっかりと走り切れます。日常生活で何か困ったことがあるわけではありません。ランニングをするときにがっつりと体が重たいだけ。
それに関しては、いずれいろいろ試してみようと思うので、今回は細かく書くことはありませんが、思い返せば、こういう原因不明の体調不良というのは周期的にやってきているように思います。そういえば、背筋が張りすぎて呼吸が浅くなっていることもありました。
フットサルを少しかじったあとに、半年以上も微熱が続いていた時期もありました。人間の体は精密機械のようだと言われることもありますが、実際にはもっとファジーなもので柔軟に適応していくもの。その適応力が低下したときに、今回のようなことが起きる気がします。
47歳になったわけですが、この年齢になると抱負などはありません。目標などを決めたところで、思い通りにならないことは、この数年でしっかり学びました。1年前は、まさか宿の宿直なんてしている未来が待っているとは思いませんでしたし。
きっと47歳も想定していないようなことがやってくるのでしょうから、私はそれに適応していくだけです。自分らしさとか考えていた時期もありますが、どんな歩き方をしたって、進んできた道についた足跡は自分らしくなるものです。
自分はこうでなくてはいけないという縛りは、時として人を成長させることもありますが、最終的にはそんなものは手放して、好きなように生きるのが1番です（当社比）。ただ、そのためには「あたり前のことをあたり前にできる」ことが大切。
たとえばUberEatsの配達で破損することなく運ぶことだったり、ライティングの仕事でわかりやすい言葉で表現するということだったり。普通のことをどんな状況でも求められるレベルで応じる（できれば求められる以上のクオリティで）。
世界を変えるような何かをやりたいわけではなく、ただ静かに丁寧に暮らしていくこと。面白いもので、それだけのことで想定外の未来がどんどんやってきます。だから47歳もそのスタンスを変えることなく、ただ体調だけはきちんと整えながら日々を過ごしていこうかなと。
新しいことも自発的に始めるかもしれませんけど、まずは整えること。まだ感情的に行動してしまうところもあるので、そういう自分を少しずつ減らしながら。随分と白髪が増えましたが、この髪に見合うような落ち着きのある大人を目指しながら。
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