このタイミングで台湾に行くことを正当化するための戯れ言を少し

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このブログを公開しているときには、きっと台湾行きのフライトを確保しているはずです。PCR検査から72時間以内の帰国という短期間ですが、サクッと走ってガッツリ食べて戻ってこようと思います。12月17日に出国して19日に帰国。こんな短期間の台湾なんて初めてかもしれません。

入国にワクチンの接種証明か陰性証明が必要というのは、正直なところバカバカしい話なのですが、だからといって声高に国の批判をしたところで何かが変わるわけではありません。むしろ多くの人にしてみれば、こんなタイミングで海外に行くなんて、そのほうがどうかしている話でしょう。

私にしてみれば、「こんなタイミング」も何もないんです。2020年の春から何も変わってない。いや、以前よりあからさまに労働時間が伸びていて、ここまで自分なりにやるべきことをきちんとやってきました。コロナ禍だから、何かをしたわけでもなく、同じように暮らしてきたわけです。

そんなときに、行きたかった場所に行けるなら行くしかないじゃないですか。しかも台湾はどのタイミングで再訪するのが難しくなるかわかりません。中国は本気で統一を狙っていますので、いきなり明日から急に台湾に行けなることだって考えられるわけです。

中国のしていることを叩く日本人もいるようですが、日本だって中国がこうやってあちこちに手を出している原因のひとつです。中国が組み立てたおもちゃのブロックのお城を、欧米と一緒になって壊して奪ってしておいて、それを元に戻そうとしている中国に「それはよくない」とどの口が言うのか。

別に中国に肩入れしたいわけでなく、もちろん台湾に肩入れする話でもなく、少なくとも安易に「やめろ」と言えない歴史的背景があります。中国にしてみれば台湾と争いになってもそれは国内問題であり、それに口出しをするのは内政干渉なわけです。やり方が正しいかどうかは別として。

第二次世界大戦、日中戦争が終わって、戦争は過去のことにしていますが、中国はまだ終わってないんです。元の状態に戻ってないわけですから。明治維新のときに、西郷隆盛が西南戦争を起こしましたが、あのとき沖縄に逃げて独立したみたいな話です。蒋介石がやったことは。

明治維新のときのタイミングで、沖縄が日本だったかどうかというのは「例え」の話なので気にしないでください。大事なのは、中国と台湾の争いに、日本だって無関係ではないということを知っておくべきだということ。本来なら、もっと気まずそうにして然るべきところです。

知らないでいることは悪いことではなく、世の中のすべてを知ることなんて無理なので、中国と台湾の成り立ちを知らないことはおかしいことではありません。私も最近になって全体像をイメージできるようになったばかり。だから偉そうなことを言える立場でもありません。

もちろん言論の自由があるので、好きなことを言ってもいいし、自分の考えを押し殺す必要もありません。ただ、間違っていることをさも正しいように述べているというのは、なかなかダサいことです。だから目の前に見えていることだけで、薄っぺらく語らないほうがいい。少なくとも40代にもなったら。

若いうちは失敗したらいいんです。間違ったことを語って恥ずかしい思いもして、他人の気持ちがわかるようになって、一歩ずつ階段を上がっていく。それが歳を重ねるということで、40代50代になったときに、もっと周りをしっかりと見て、求められることをきちんとこなせればいい。

そのためには、たくさんの経験を積むことです。こんなタイミングだから台湾に行くというのも、ひとつの経験。行かないという選択をするのも経験ですけど、行かずに手に入る経験は1つ。行って手に入る経験は無限。どちらを選ぶかという話で、私は迷わず後者を選ぶだけのこと。

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