自身への備えは大丈夫か?本当に必要なモノを見極めよう

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昼休みの途中にわりと大きな地震があった。少し危険を感じる揺れだったが、しばらくしておさまったのでその後何ごともなかったように仕事が始まった。しっかりと揺れる地震があるとやはり地震に対する備えが必要だなと思う。わたしは懸命にモノを手放しているがので、手放しすぎて本当に必要なときに困る可能性が高い。だからといって、あれもこれも震災に備えて用意しておくのもどうかと思う。ペットボトルの水を何十本も貯めこんだり、食料も何十日分も買いだめしたり。わたしたちは実際のところどれぐらいの備えがあればいいのだろうか。

少し調べてみると下記のものが被災者の経験上必要だったそうです。

1.水:10リットル
2.食料:3日分
3.ハブラシ
4.カセットコンロ
5.カセットコンロ式ストーブ
6.ろうそく、マッチ
7.寝袋、毛布
8.テント 
9.懐中電灯 
10.ちり紙
11.携帯ラジオ
12.衣類
13.履物
14.救急用品
15.ナイフ、缶切り
16.現金、通帳 
17.マスク、ゴーグル 

冬でなければ正直なところ必要なのは水と食料、あとは現金ぐらいじゃないだろうか。あったら便利なものと、ないと生きていけないものは違う。確かにカセットコンロがあれば便利だろう。お茶とは言わないものの温かいお湯だけでも気持ちが安らぐかもしれない。そういうことを考えだすとあれもこれもとむやみに準備してしまう。本当にそれでいいのだろうか。

勘違しないでほしいのだけれども、わたしは地震に対する備えが必要ないと言いたいわけではない。東日本大地震によって地震に対する備えの知識が高まりすぎて、備えが備えになっていないような気がするだけだ。上の品をすべて準備したとしよう。アパートやマンション、戸建の家が崩れそうになったときにいったいどれだけ持ち出せるか考えてほしい。10リットルの水は10キログラムある。食料3日分はどれぐらの量になるだろうか。

基本的には必要になりそうなものはリュックひとつにまとめておくのがいい。持っていくのはそこに入っているだけだ。それ以上は持っていかない。そしてそのリュックを背負ってすぐに避難する。あれもこれもあったほうがいいと探しだしているうちに建物が崩壊したら元も子もないのだ。

そういうわたしも、そこまでしっかりした備えをしていませんでした。今日の地震をきっかけにリュックひとつにまとめて観ようかと思います。足りないものは少しずつ買い足して、それこそそのリュックだけ背負って日本国中を歩いて旅するような気持ちでやってみます。ひと通り荷物がまとまったらこのブログで紹介することにしましょう。

もしかしたらそこに、わたしの365日のシンプルライフの答えがあるかもしれません。生きていくために必要なものを見極めながらモノとは何であるか、生きていくには何が必要かを考えてみるつもりです。

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