もう手放すものがなくなってきたかなと思っていたのだが、ここにきて手放すものが加速しつつある。どこかでリミッターが外れたのかもしれない。いまの部屋は思いのほかすっきりしている。このあと手放せそうなものもイメージできる。そうなると頭をよぎるのは冷蔵庫だ。
冷蔵庫はほんとうに必要なのだろうか。とうとうそこに疑問を感じるようになってきた。かなりの重症である。ただ冷蔵庫がなくなれば、すべてチェロキーで持ち運べるものだけになる。運ぶだけなら冷蔵庫もチェロキーで運べるのだが、冷蔵庫は横にして運ばないのが原則。もちろん横にしても対策はあるんですけどね。
冷蔵庫がなくなれば大きな家具は机と棚だけになる。棚は分解できるし、これもそう遠くないうちになくなるような気がしている。そうなると本格的に旅人のような暮らしに近づいていける。そう思うといてもたってもいられなくなり、冷蔵庫を持っていない人のブログなんかを読んでしまっていた。
冷蔵庫のない暮らし。.。゜ – アメーバブログ
冷蔵庫なしで生活して1年経った – hogemaru さわやか日記
夏でも冷蔵庫なし生活でクーラーボックス未使用の自炊食事の食材具体例 はぴらき合理化幻想
いるところにはいるもんです。みんなそれぞれに工夫をしているのがわかる。なんともならないこともないけど、たぶん世界でトップ10ランキング入りできるレベルのめんどくさがりのわたしには向いていない。じゃあなんで洗濯は手洗いなんだよとかは言われても、手洗いがめんどくさいと思ったことは一度もない。
わたしの使っている冷蔵庫は上の写真にあるものだが、基本的に冷凍庫は使っていない。氷枕がずっと入っているぐらいだ。冷蔵庫も半分は調味料で、週末になると調味料しか入っていない状態になる。しかも、わたしのいまの食生活はご飯と納豆と味噌汁が基本で、たいしておかずも保存しない。
ふと思った。アウトドア用に持っている冷蔵庫でこと足りるんじゃないかと。冷やすものがあるときは冷蔵庫で、そうでないときはクーラーボックスとなればいい。調味料だけならクーラーボックスで十分だ。大好きなビールもいまの体調では当分口にすることはできそうにない。
タイミングを見て、いまの冷蔵庫を使わずにアウトドア用のクーラーボックスで生活してみようと思う。ダメだったら元の冷蔵庫に戻せばいい。アウトドア用とはいえ冷蔵庫を使うので、正確には冷蔵庫のない生活にはならない。でも成功すれば、昭和の三種の神器のうち2.5個分ぐらいはなくなったと考えていいだろう。
もちろん、モノを減らすことが目的ではない。手放す順序がいろいろおかしいだろと、最近ツッコミが入るようになってきた。ただ、着実に身軽になってきている。部屋の中で必要な物が見つからないなんてことはまずありえない。スッキリした部屋に戻ってくると気持ちが落ち着く。
それさえも目的ではなく副産物ではあるが、やはりモノは少ないほうがいい。
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