家賃1万7千円からのサクセスストーリーがここから始まる

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神奈川の大和で暮らすこと3年、アパートを引き払い次に向かったのは秦野・鶴巻温泉。神奈川で暮らす人からするとその選択にハテナマークが浮かぶのだが、わたしなりの戦略的引っ越しである。

まず家賃が安い。まずと言うよりはこれに尽きると言っていいだろう。家賃1万7千円に共益費が3千円で合わせて2万円になる。もちろんこんな物件ばかりではないが、とにかく鶴巻温泉は家賃が安い。

これから無職になる身としては家賃というのは可能な限り抑えたい固定費のひとつだ。1万7千円の家賃のアパートってどんなボロだよと思うかもしれないが、はっきり言ってきれいだ。しかも積和不動産の物件なので音も静か。

あえて足りないところをあげるとするなら洗面所がないぐらいだろうか。お風呂はバランス釜だが、前のお風呂が小さかったからお風呂のスペースはかなり広くなった印象だ。

家賃が安いからだろうか、近所のスーパーで売られている肉や野菜の値段も安い。これはとてもありがたいことだ。これからは不用意にコンビニを使うことも出来ない身分なのでコツコツ通うことになるだろう。

鶴巻温泉に引っ越してきたもう一つの理由が「山」だ。鶴巻温泉から数分のところから山に入ることができる。スピードの出せるトレイルもあれば、さらに奥に行けば大山もある。ここで鍛えればわたしももう一段速くなれるだろう。

そんな理由で引っ越すのは馬鹿げているだろうか?

わたしはそうは思わない。むしろもっと「暮らし」にこだわりを持つことをお勧めする。自分がどのような生き方を目指し、それを実現できる場所はどこなのかちゃんと考えたほうがいい。

その結果が都内の繁華街である人もいれば、人里離れた山奥だという人もいるだろう。どっちが良いというわけではない。意志を持って決めたことならば他人がとやかくいう問題でもない。

ただ「なんとなく」というのはもったいないとわたしは感じる。「なんとなく」暮らしてはいけないわけではないが、意志を持って暮らしたほうがその土地を愛せるのではないだろうか。

その土地を愛するようになれば、その街のきれいな状態を保ちたくなる。間違ってもポイ捨てなんかできないし、ゴミの分別も丁寧にするようになるだろう。そして暮らしそのものが丁寧になる。

わたしはそういう暮らし方をしていきたい。地元の小さなお店を大切にし、季節の風を感じながら日々丁寧に暮らしたい。もちろん夢をかなえるために全力で働く。全力で働くために根付くべき地元が必要なのだ。

この街にしっかり根を下ろし、最高の仕事をしよう。いい結果を出して、そうだな倍ぐらいの家賃のところに引っ越そう。家賃1万7千円からのサクセスストーリーが始まった。

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