金曜日の夜から日曜の午後まで伊豆でした。土曜日に友だちの娘の運動会があるということだったので。なぜ友だちの娘の運動会と思うかもしれないけど、今となってはなぜなのかはおいらにもわからない。その子はいま小学5年生だけど幼稚園の頃から運動会は見に行っていた。幼稚園のときは仕事になってしまったお父さん代わりに玉転がししたり。多いときは月に3回ぐらいは遊びに行ってるから、家族ではないけど家族みたいなもんです。来週も他の仲間も加わって山形でマラソン大会に出るしね。
運動会は天気が心配だったけど、紫外線が心配になるレベルの快晴。運動会はこうでなくっちゃというぐらいの天候に恵まれて開催されました。運動会といってもこの時期に開催するとなると、どうしても走ること中心になるので各学年、徒競走があったりリレーがあったりで、ランニング好きにはたまらない内容。1年生なんかはまだ入学して2ヶ月なのでものすごく小さいねんけど、小さいなりに一生懸命走ってるわけだよ。これまでの幼稚園の小さなグランドじゃなくて小学校の大きなグランドを一生懸命に。6年生は最後の運動会だからリレーなんかもう、ものすごい気持ちの入りよう。
走ることの原点を再認識。もっともおいらの小学生時代は後ろから1桁台に入るレベルの鈍足だったので運動会は嫌いだったけどね。
おいらが小学校のころはお昼を家族で食べた記憶と教室で食べた記憶2つあるんだけどなんでだろう?いまどきは応援に来れない親が多いからと教室でクラスごとに食べるのかな。この学校は親と食べるタイプなので、お昼休みのグランドがにぎやか。そういえば友だちの姪っ子の運動会もみんなで食べてたなぁ(どんだけ運動会に行ってるねん…とか言わないで)。食べ慣れたものも学校のグランドで大勢で食べると格別に美味しい。この状況でビールを飲めないことだけが唯一の不満(笑)
運動会なので一応順位というものがあるらしい。学年ごとの優勝クラスとリレーの優勝クラスの表彰。赤組とか白組とかそういう分け方ではないのだろうか。なので得点表示もない。でも間違っても手をつないでゴールなんてことはなく、個々の白黒ははっきりつけるんだけど、全体の勝利というのはちょっと曖昧な感じになってる。こういうところが各学校の個性だったりして、それぞれの子どもたちに影響をあたえるんだろうな。教育委員会の方針とかもあるんだろうけど、教える先生が違うんだから同じ学校というのは2つとないわけだ。
この日一番うれしかったのは、どの子どももみんな楽しそうだったってことかな。足が遅くても笑顔でゴールしてるし、トップ争いをしながらゴール前で転んでしまった子も、本当に悔しそうだったけど最後は笑顔。友だちの娘も徒競走で途中まで1位だったのに抜かれて2位になってたけど、全力を出し切ったいい顔してた。全力であることは美しくて楽しいんだよね。順位なんて関係ないけどやっぱり順位があるから全力を出し切れる。そういう環境でこの子どもたちが育っているということがほんとうにうれしい。
現代の小学生は現代の小学生なりの問題があるだろうし、学校には学校の問題がある。それでも少なくともこの日の子どもたちはすくすく育っている。おいらたちが次世代のことを心配しなくても彼らは彼らなりにやっていくんだろうな。もちろん、自分の学んだことを次の世代に伝えることを放棄するつもりはないけど、伝えることばかりじゃなく彼らから学ぶこともたくさんあるんだろうな。年齢の差はあっても共に生きていくのだという感覚は忘れずにいよう。早く生まれてきたという理由だけで偉そうにするなんてカッコ悪いしさ。
コメント
コメント一覧 (2件)
25日はあいかの運動会があり見てきました。
あまりの人数の少なさに成立するのかと危ぶんだけど立派!だったよ。
人数の不足分はすべて1競技2学年の出演。
6年生なんて6人だからね・騎馬戦は一騎づつづつしかできないし組体操も然り。
徒競走は走る前に一人づつ決意表明をして時間延ばし(?)
最後のリレーだって全員だよ。
いいもの見せてもらった♪
そうやったんや。
そりゃあいかも喜んだでしょ。
言ってくれれば…あっ大阪やったわ(笑)
どんな形であれなくなってほしくない行事だよね〜