才能がないことも悪いことばかりではない

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先週の青梅マラソンの記事でバズったと思ったら、今週は東京マラソンのスタート地点のゴミの記事で、それを上回る勢いでバズっています。

ちなみに「バズる」は「話題になる」のネット用語です。

どれぐらいすごいかというと、このブログの1日の平均PV(ページビュー)が1500前後ですが、東京マラソンの記事だけで1万PVを超えています。

1週間分のアクセスが1日でやってきたような感覚です。

みんな気になってたんでしょうね。

ただ最近こういう問題提起系の記事が増えていることが個人的には悩みだったりします。

こういう記事を書くと注目してもらえるのはわかってきたけど、そういう記事ばっかりだと読んでる人も疲れてしまいます。

本当はブログの女王と呼ばれていた時代の眞鍋かをりさんのブログのように、みんなが笑えて幸せになるような文章を書きたい。でも、どうやらそういう文才はないらしい。

「天は二物を与えず」ですから。

(あれ?天からまだ一物もまだもらっていないんだけど・・・)

でも才能がないことも悪いことばかりじゃありません。最初からなんでも上手くできる人よりは「成長している自分」を楽しめることが出来ます。

日本のトップランナーは1分1秒を縮めるために、命を削りながら走っています。一方わたしは自由気ままに「理想の走り方」を追求している日々。わたしにランナーとしての才能があったらもっと苦しい人生だったかもしれません。

もちろんオリンピックに出て世界で活躍して、というのはすごいと思うけど、その過程で失ったものもあるわけです。ものすごい努力をしてオリンピックに出ても結果が出なかったら叩かれる。

そこから這い上がるのも人生の面白さかもしれませんが、自分にできることできないことをしっかりと見極めて、自分のできる世界で全力を尽くす。それでいい。

わたしがジャニーズ事務所に入ることもないでしょうし、テレビ局のアナウンサーになることもない。お笑い芸人になって冠番組を持つこともありません。

若いころは何にでもなれる気がして、その自由が嬉しかったのですが、40歳にもなると、何にでもなれるわけではない不自由さの中で、必死にもがいている時間が心地よかったりもします。

「あぁーダメな自分大好き!」みたいな感じで。

(自分を好き過ぎて、独身をこじらせていますが・・・)

自分にないものを認めて、その事実を受け入れる。すべてを上手くやろうとは思わない。でもいつも全力を尽くす。そんな自分でいようと思います。

才能がないからこそ見える景色がありますから。

しかしまぁ反響が大きすぎて嬉しさを超えて、戸惑いばかり。これはあくまでも広めてくれた人の力。自分の才能だと勘違いしないように気をつけます。

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