梅雨明けしたし、もう夏の気温だし日本全国で車のルームミラーが落下しているころかと。そんなわけないだろと思うかもしれないけど、実はアメ車のルームミラーは日本の夏に弱いらしい。なので、けっこうルームミラーが落ちるという事案が発生している。おいらの愛車チェロキーのルームミラーが落ちたのは冬だったが…それから両面テープを使ったり、アロンアルファを使ったりしてなんとか耐えてきたんだけど、もっても1ヶ月がいいところで、気がつけば社内にルームミラーが落ちていた。そこで今回試したのがルームミラー用接着剤の『パーマテックス(Permatex) ルームミラー接着剤 PTX81844 STRAIGHT/36-81844 』だ。
Amazonのポイントがあったので、ネットでこの製品を知ってさっそく購入。翌日には配送というスピード感がさすがのAmazonです。楽天よりもワンテンポ早い気がする。楽天だと翌日に発注確認で、その翌日に配送で届くのは3日後。高いものではないので送料がかかるようになってしまったけど、Amazonも使い勝手が悪くないなとちょっと感心した。ポイントがなければ楽天で買ったけどさ。急ぎのときはAmazonがいいかもね。
作業を始める前に使用方法の確認。海外製品なのに日本語の説明が書かれているのが嬉しい。ということはだよ、この製品は日本でかなりニーズがあるということだ。やっぱり日本のあちこちで今日もルームミラーが落ちている…
まずは以前の接着剤を落とすところから。実はこれはとても簡単。接着剤だからはがれにくいと思うかもしれないけど、そんなしっかりくっついているならそもそも落下などしない。マイナスドライバーでこじればあっという間に接着剤の塊が落ちていく。とはいえ、この作業をいかに丁寧にやるかで、この後の結果が変わってくる。機械加工なんかをやってる人はわかると思うけど、接合時に大事なのはお互いの接合面がいかにきれいなのかにかかってくる。間違っても凸凹が残っていてはいけない。指で触って違和感がないぐらいまで綺麗に仕上げること。
次に、硬化促進剤をガラスとルームミラーの接合部に塗って乾かす。実はこの段階でルームミラーとルームミラーのベースを分離させなきゃいけないんだけど、おいらはルームミラーのベースを外す方法がわからず、分離させずに今後の作業を進めた(後で気づいたんだけどドライバーで外せるっぽい…)。硬化促進剤が固まったら、主剤をルームミラーのベースに垂らして、そのままガラス面に圧着。ルームミラーの外れていないおいらは圧着の力が逃げないように、ルームミラーをガムテープで固定。とても機械設計者のやることとは思えない雑さである。
とはいえ、無事に接合完了です。本当にくっついたかどうかは数カ月後までわからないけど、少なくとも今日の段階では問題なくミラーの角度調整も出来ました。餅は餅屋じゃないけど、接着剤もやっぱりそれ専用を使わなきゃいけないということを学んだ。これでいつルームミラーが落ちても安心でだ(いや、落ちるなよ…)。
毎度ニッチな記事ですまんです…でもさ、話のネタにはなるじゃない。アメ車のルームミラーは落ちるんだって知ってるだけできっとどこかで会話の中心になれるよ。もし知り合いで「ルームミラーが落ちた」という人がいれば『パーマテックス(Permatex)』を教えてあげるといいよ。「ルームミラー用接着剤」で検索できると思うから。教えっれた人は感動してビールの一杯でも奢ってくれるかもしれないよ。
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