気持ちだけは燃えている。万里の長城マラソンを裸足で走りきれるかどうか。
今回は居庸関長城というちょっとした要塞を走ります。変則周回コースを8周。2周が1セットで約10.5kmになります。なぜ裸足向きかというとガレ場がないから。
ガレ場がない万里の長城は基本的に修復されたものになります。明の時代に作られた長城がきれいな形のまま残っているわけがなく、むしろガレているのが本物ですが当然裸足で走るとめちゃくちゃ遅くなります。
修復と言っても今話題のセメントでペタペタにしたものではなく、きちんと一段一段きれいに直しています。きれいにしておけば観光地として利用できますので、修復にお金はかかりますが長い目で見れば取り戻せます。
それはともかく、きれいな石畳なので、20kmまでは間違いなくシューズよりも裸足のほうが走れます。問題はその後、25km〜30kmでまだ裸足で耐えられるのか。
最近裸足で長い距離を走っていないのでやや不安です。
というわけで、今日は昼間っから仕事をほっぽりだして家から、ひとり大山登山マラソン往復バージョン。思ったよりも走れたから安心しましたが、山に入ってからの上りで見事に限界。病み上がりを痛感です。
泣いても笑ってもあと10数日しかないので、筋肉に負荷のかかる練習はここまでで、ここからは疲労を抜きながら足裏を鍛えることだけに集中します。
今のところ日本人参加者がわたしを含めて8名。facebookで声掛けをしましたが、その他の広報を一切しないでこの参加者数。たった8名かもしれませんがされど8名です。
GWの大会もわたしが最初に事務局をしたときは日本人12名からのスタートでした。
わたしが思っている以上に万里の長城マラソンの存在が知られてきているのかもしれません。そしてわたしが思っている以上に興味を持ってもらっている。あとは一歩を踏み出すためのサポートをわたしができればいいのかもしれません。
中国に対する心理的な壁であったり、万里の長城マラソンのコースが厳しかったりと、躊躇する理由はいくつもあります。それを乗り越えて、あの大会なら行きたいとなってもらえることが理想です。
例えばボランティアをしてくれた学生たちにまた会いたいとか、なってもらえればわたしの理想がほぼ叶います。
もっともその前に1回目の参加をしてもらわなければいけませんので、重松がやってる大会なら行ってみたいなと思えるくらいにまでわたしに魅力があればいいのですが、自分が魅力的なタイプでないことは重々承知。
伊達に40歳なって独身やってませんよ。
いまさらわたしに魅力を付けるよりは、大会の魅力を高めるほうがポテンシャルの高さも考えると確実です。もしくは芸能人にでも走ってもらうか。まぁ芸能人呼ぶような予算は当然ないんですけどね。
森脇健児さんが偶然、万里の長城マラソン見つけてくれて個人でエントリー・・・はないか。しかも他力本願はかっこ悪いからやめておこう。やっぱり自分の力と参加者の力で知名度をコツコツ上げていくのが正解でしょうね。
ただ秋の参加者も20人超えると、やっぱりまたわたしは走っちゃいけない立場な気になりそうな気がします。嬉しい悲鳴というか、やっぱり万里の長城は走りたい気持ちが高いからこれはちょっとつらい。
今年は5kmで昨年は20kmでリタイア。あの苦しさを2年以上味わっていないブランクに耐えられるのか。
人生でこれ以上はないというくらい自分の限界と向き合う世界が万里の長城マラソンにはあります。そしてそれを仲間たちと乗り越えていく楽しさと。
あの世界に戻ってきたんだと思うと、とりあえずいまはワクワクが止まらない状態です。
当然勝ちにいきますが、裸足で完走してナンボです。シューズを履いての優勝ではなく、裸足での最後尾のほうがわたしらしくていい。
さて、ほっぽりだした仕事再開しようかな。
追伸 ↓すごくどうでもいいことですが、地球の歩き方 北京が新しくなったのでめっちゃ気になる・・・
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