今週の土曜日に今シーズン第1戦となるマラソン大会に出場してきます。
「3時間ゲレンデ耐久レース」。
初戦がそんなのでいいのかと思うかもしれないけど、おいらはこの大会に2つの思いを持って参加しようと考えています。
まずひとつ目は、3時間走るということです。いまは2月の愛媛マラソンに向けて脚を作る時期なので、できるだけ長い距離を積む必要があります。週に1回は3時間以上走るメニューを入れて、理想は1週間に160km走ることですが日常の仕事なんかをしているとそう簡単にはいきません。こうやってマラソン大会に出ることで走る機会を増やしていくのがおいらのやり方です。なので結果は重要ではありません。3時間走ること、しかも高低差300m以上の片道1.5kmのゲレンデとなるとそうとう脚に負担がかかりいい練習になると考えました。
ふたつ目は、走ることで復興支援につながればと考えました。今シーズンは可能な限り東北を走ろうと考えています。走ることが直接復興につながるわけではありませんが、ランナーが東北に行くことによって東北で使われるお金があるわけです。宿泊もあれば飲食もあります。そういう積み重ねが東北に元気を与えてくれるような気がするのです。自己満足かもしれませんが、どうせ走るならやっぱり東北を走りたいですね。
震災からこれまでに東北を走ったのは今年の東根さくらんぼマラソンだけです。昨年までは東北を走る勇気がありませんでした。原発とかそういう話ではなく、まだ復興から程遠い状態の東北を旅するたびに、こんな状況で走るのは正しいことなのかという自問自答に解を見つけれないでいました。
それから何かが変わったというわけではありません。ただ震災の影響の少ないながらも山形のマラソンに出たことで、どことなく吹っ切れたのかもしれません。走ってよいかどうか悩むぐらいなら、自分の足で確かめてみればいい。少なくとも東根では声援がおいらの背中を押してくれました。走ることでランナーと地元の人が一体になるあの感覚が他の東北の地域でもあるのなら、走らないわけには生きません。
東北でお金を使うと言いながら、今回は2泊3日の車中泊をするつもりです。宿に泊まりたくないわけでも節約したいわけでもなく、それが一番効率が良いと考えたからです。「3時間ゲレンデ耐久レース」は、ばんだい×2スキー場で開催されます。ここに行くには公共機関だと電車とバスになります。おそらくバスの本数はかなり少ないでしょう。バスを逃してまさかタクシーに乗るわけにもいきません。そう考えると車があれば不安はなくなります。
行きたい場所はマラソン会場だけではありません。どうしても行きたいところが2ヶ所あって、そこもやっぱり車が必要なのです。行きたい場所については後日報告できると思います。
明日は他にも用事ができたので、有給にしています。昼前に大和を出発して4時間ぐらいで猪苗代湖に行けるでしょうか。天気が心配ですが、雨の東北も悪くありません。スキー場が濡れて走りにくくなることだけが唯一不安ですが。スキー場のコンディションが悪いならそれはそれで楽しめるかと思います。そもそもが普通のマラソン大会じゃないのですから、楽しんだもん勝ちです。もちろんカッパで走りますよ。
全力は尽くしますが、決して無理はせずに楽しく走れればよいですね。そのうえで結果がついてくれば最高ですが、いまのおいらにそこまでの走力がないのは昨日の3時間走ではっきりしました。終わってから「楽しかった」と報告できるような走りしてきます!
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