福島に来たのはほぼ初めてだ。通過は何度かしたことがあるけど、なぜか縁のなかった場所。でも猪苗代の町に降りた途端にここが好きになった。はじめてだけど知っている空気の匂いがする。ウキウキするというよりは気持ちが落ち着く場所。こういうところはそうそうあるもんじゃない。
同じ福島でも福島やいわきとかだとまた違うんだろうね。きっとおいらは海よりも山に囲まれている方が落ち着くんだろう。子供のころからそういう環境で育ってきたから。いつも山が目の前にあって、見守ってくれていた。
到着したのが夕方で、観光する間もなく温泉に行ったら、猪苗代湖の向こう側に真っ赤な空があって、もうそれだけで泣けてくる。完璧すぎる歓迎を受けました。きっと会津に呼ばれてたんだな。
歴代でトップクラスに入るほど気にいった。食べ物屋さんが少ないことをのぞけば。
いや、それは個人的な問題というか、磐梯の道の駅で車中泊するのに磐梯まで下調べして行ったのに軒並みお休みなのか、どこもやっておらずに、結局会津若松の入り口まで行ってしまったよ。
そこで食べたのが写真にあるソースカツ丼。美味しくないわけがない。そしてお水を飲んで気づいた。ここは水がきれいな場所なんだと。おいらが好きになる街の条件に水がある。美味しい水がある街はほぼ間違いなく好きになる。今回は先に好きになってから気づいたけど、納得。
まだ何もしていないのに言うのもなんだけど、ここにはまた必ず戻ってくる。明日以降が楽しみで仕方ない。
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