ハルカススカイランを目指すためのトレーニングが第2フェーズに入りました。実際に坂道や階段を走ることを昨日の練習から開始しましたが、いきなり撃沈です。
鶴巻温泉から里山に入る登山口からすぐのところ。140mの距離で35m上がる階段&坂道コースがありますが、4往復して、5往復目に心臓が飛び出るかと思ってストップ。
そのあとフラフラになりながら帰宅しました。
階段部分は思った以上にきれいに上がれましたが、坂道が全然ダメ。ハルカススカイランは階段だから問題ないのですが、あそこまで走れないとなるとハダシストの名前に傷が……
そもそもそんなにも坂道は苦手ではないのですが、おそらく階段のフォームのまま坂道に入ったから無駄が多くて前に進めなくなったのでしょう。
階段と坂道の最大の違いは足首の固定角度です。坂道はどうしても足首が鋭角になります。わたしは体の後ろの筋肉を使いたいから普段から後傾にして足首の前側の角度が開くようにしています。
坂道でもできるだけ後傾にしたいのですが、そうなると大幅にロスをします。だから体を立てるようにして走っているのですが、階段後ですとどうしても体が前傾になります。
骨盤をしっかり傾けるようにはしていますが、股関節があまり柔軟ではないので、結果的に太ももの前側が耐えられなくなって撃沈。もう少し何回も走りながら正解を見つけたいのですが、今は4回が限度。
最適解を見つけるにはあまりにもトライ回数が少なすぎます。
目標はハルカススカイランでいいタイムを出すことですが、もっと大きな目標は自分の体を自由自在にコントロールして、どんな路面でも裸足で笑いながら駆け抜けられるようになることです。
こんなところで躓いている場合ではありません。むしろ階段を上がった後の坂道で加速するくらいになりたいところです。
大きな反省点が残りましたがこれは全部伸び代。自由に山を駆け上がれるようになるための伸び代。もっとも大山に入るときにはシューズを履くのでまた走りが変わるのですが。
まぁわたしにとって山は遊びの場であり、山の神様との会話の場(神様は信じてないけど山の神様はいると思う)。
別に速く走る必要もなければ、上手く走る必要もありません。トレランレースには出ることはありませんし、山を旅することもありません。
でも何かでトレイルの速い人と一緒になって、その人のペースに平然とついていけたらかっこいいじゃ……なんか自分の小物感がすごいので止めときましょう。
いずれにしても、これまでの体づくりは間違いなく成果があります。階段の部分においてはほとんど体の重さを感じることなく走れるようになりました。いま新しく試していることもあるので、それを組み合わせればさらに走れるようになります。
階段も坂道もこれからの練習で体が慣れてくれてもう少し質の高い練習ができるようになるはずです。昨日はまだ階段トレの初日ですから、自分の現在地がわかっただけで十分です。
しばらくは、週1回ジャンプトレ、週2回トレイル坂&階段トレのペースでいくとします。トレイル坂&階段トレの1回の質が上がってきたらどちらも週1回ずつ。
9月からはジャンプトレをなくしてオール階段練習といったところでしょうか。
こうやって体がどんどん変わっていくときが一番楽しいですね。ジャンプトレはもう体が劇的には変わらないのでちょっと退屈です。ただ、退屈なことをどれだけ積み重ねられるかが大事。
あべのハルカス1610段も上がるなんて、ただただ単調な作業の繰り返しでしかありませんから。肉体だけでなくメンタルもしっかり鍛えて11月4日を迎えるようにします。
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