Stravaのランニングマッチと朝ランで自分の疲労具合がひと目で分かる

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今年も3回の万里の長城マラソン練習会を行いました。3回中2回は鶴巻温泉から大山の阿夫利神社下社まで。1回は山頂まで走っています。その間に1回ずつ筋トレを行いましたが、さすがに3回も走れば体が適応します。

1回目が終わった後には眠気と高揚感がありましたが、今回は見事に平常心を保てています(多少の高揚はありますが)。

このまま毎週トレランをすれば、山を走れる体になりそうですが、わたしが向かっているのはそちらではないので、またしばらくは山に入らないかもしれません。

鶴巻温泉から大山というコースも多くの人が利用するようになり、ハイカーさんも増えてきたため、あまり走るのにも適さなくなっています。山はランナーだけのものではないので仕方ありません。

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山を走るのは好きなので、平日に里山を走るくらいにしておきます。あとは秋大会前に走るくらいでしょうか。

これからわたしがしなくてはいけないは、長く走れる体を作ることです。裸足の24時間マラソンと加賀藩江戸三度飛脚ランではかなりの距離を走ることになります。それに耐えられる体を作ること。

万里の長城マラソンから戻ってきたら、練習量を増やそうと考えています。現在は朝30分、夕方1時間を練習に使っていますが、夕方を1時間30分にして15kmくらい走りたいなと。できれば20kmが理想なのですが貧乏暇なし。

これはフルマラソン対策でもあります。1回のランニングが10kmという練習ばかりをしているので、やっぱりフルマラソンの後半にきつくなります。20kmは何があっても揺るがない体を作っておきたい。

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昨年と同じ練習をしていても、成長幅はたかが知れています。

タイムを出したいというよりも、自分のポテンシャルをどこまで引き出せるかということに興味があります。そういう意味では、今シーズンはすべてのレースで昨シーズンを上回りました。大成功のシーズンです。

来シーズンもそうなるように、しっかりとベースアップをしたい。そのためには練習しかありません。

ただし、オーバートレーニングになっては意味がありません。きちんと疲労を管理しながら、徐々にトレーニングを増やせていければと考えています。

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最近Stravaでランのデータをとっていますが、有料の分析サービスのひとつに過去の走りとの比較などを行ってくれる「ランニングマッチ」というものがあります(上の画像)。

似たコースを走った過去のデータを自動的に拾い上げて、ペースや心拍数などの変化を見られます。わたしは毎朝同じコースを走っているので、自然とデータが増えており、それを見て気づいたことがあります。

それは高負荷のトレーニングをすると、朝ランのペースが落ちるということです。あたり前と思うかもしれませんが、実際に可視化されたからこその気づきでした。

逆に疲労が抜けていくと朝ランのペースが上がります。全体平均を超えたところが疲労がない状態と考えられますので、その日にポイント練習をすればいいというわけです。

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それだけでなく、距離を増やす過程でどれくらい疲労が増すのかが分かります。いつものジョグを10kmから15kmに変えたことで、疲労抜けができなくなっているなら、次は13kmくらいに調整する。これでケガをせずに距離を伸ばせます。

データに振り回されては意味がありませんが、こうやってデータを使ったトレーニングができるようになる。Stravaを使い始めてから、わたしのランニングとの向き合い方がずいぶんと変わりました。

わたしは感覚派ではありますが、理系なのでデータを取り扱うのは好きなので、Stravaとの相性もいいのでしょう。でも、だからこそ自分のポテンシャルを引き出したいという気持ちが強くなりました。

うまくデータを活用して、走れる体を効率よく作ること。これが来シーズンに向けてのトレーニングの方向性。さて、データはわたしを変えてくれるのか。わたしはデータをきちんと扱えるのか、結果がかなり楽しみで仕方ありません。


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著者:金川 顕教
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