普段の生活の中では牛・豚・鶏の肉を食べないようにしています。ただ、飲み会や食事会のようなときにそんな興ざめなことをするつもりもないのでここぞとばかりに肉にがっついたり。昨日がちょうどそういう日でした。ランナー仲間に誘われて定時後にのこのこ有楽町に向かったわけです。和牛の食べ放題焼き肉のお店で東京マラソンの打ち合わせをすると聞いて。
お店は「焼き肉 炙屋武蔵」。お店が入っているビルの看板に炙屋の表記がなかったのでここでよいのかと不安になりながら入店したら、かなりいい感じのお店でした。わたしの暮らす大和の街にはああいうオシャレなお店はありません。そもそも飲食店でいっぱいのビルなんていうものが大和の街にはありませんが、やっぱり東京はすごい。
とまぁ焼き肉の話をしたいわけではなく、ひさしぶりにがっつりお肉を食べたあとのお話。
普段、肉を食べていない分、はっきりと胃に負荷がかかっているのがわかります。実は数日前にも焼き鳥を食べたのですが、その時は猛烈に眠気に襲われました。人間の体、少なくともわたしの場合は肉を食べると内臓に負担がかかって、眠くなるのです。ライオンが狩りと食事の時間以外は眠っているのと同じことで、やはり肉は体への負担があるんだなぁと実感したわけです。
だからと言って肉をまったく食べないかというと、やっぱりこれからも他の人との食事では肉を食べます。わたしのなかでは肉というのは嗜好品でお酒みたいなものという位置づけです。なくても困らないけど、あると場が華やかになったり明るくなる。野菜しかない飲み会って盛り上がれる気がしないじゃないですか。本物のベジタリアンならそれでもいいのかもしれないですが、わたしが目指すのはベジタリアンではなく強いランナーです。菜食は目的ではなく手段なのです。
肉を食べて、その後に体の変化に気づいたことで、ちょっと生理学について学びたくなっています。人間の体の仕組みというか、「○○したら△△になる」ということを科学的に知っておきたいと思うのです。たとえば体の痛みを科学的に考えるとどういうことなのか。そういうことを知っていると体の声もまた違ったように聞こえるのではないかと思うのです。耐えられる痛みなのか、耐えてはいけない痛みなのかそういうことも学んでおく必要性を感じています。
自分がここからランナーとしての壁を越えていくうえで絶対に必要なことです。ウルトラランナーにはお医者さんが少なくないそうです。体の仕組みを知っているからやるべきこと、やっちゃいけないことがわかるそうです。わたしの性格上、最終的には大雑把というか感覚重視になるのですが、それでもある程度の理詰めがなければ強くはなれないのです。頭で学んで、それを体に染み込ませる。そういう作業をしていかなければ少し速いだけのランナーの枠から抜けだせません。
あとは人に走りを教えることも増えてきたので、そういうときにきちんと説明できるようになりたいのです。裸足のよさを感覚だけで伝えるのでは不十分です。どういう理屈で足に良いのか知っていると相手に伝わりやすい。ランニングフォームにしてもランナーの食事にしても感覚だけでは教えることはできません。
こういうものは時間をかけて学ぶものなので、じっくり時間をかけてあせらずに学んでいこうと思います。いずれそれが仕事になると楽しそうですが、それはいずれの話。いまはコツコツ学びます。
コメント
コメント一覧 (2件)
生理学は神秘の学問です☆
奥が深い。そして、生物である限り正解は100%ではない!
今わかっていることが本当は違うかもしれない…
だからオモシロイ。
でも、一番わかっているのは身体そのものだと思う。
身体の声を聞くのが一番自然だと思いますわ☆
そんな中でも、なぜなにを知ることのできる生理学はやっぱりオモシロイのよね~
ガンバって~v(^_^)
私は体の欲するままに酒をいただきます♪
生物学のプロが現れた!
そう、身体の声を聞けるのが一番なんだけど
なぜなにがわかるともっとたくさん声が聞けそうな気がするんよね〜
なぜ身体がビールを欲しがるのかも(笑)