万里の長城マラソン練習会〜鶴巻温泉・大山往復トレイル〜

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万里の長城マラソンに向けての練習会ということで万里の長城マラソンに参加するメンバー2人(1人は途中参加)と鶴巻温泉から大山の往復コース25キロを走ってきました。金曜日の夜に50キロ走った後だったので、多少の疲労は残っていたものの、結果的にはいい練習になったのではないかというか、かなり大きな手応えをつかんだ練習でした。その反面、力不足を痛感する面もあり、万里の長城マラソンまでに体が仕上がるのかという不安要素はまだ消えていません。

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まずは足慣らしにゆっくりペースで入ります。今日はGARMINを家に忘れてしまったので、スピードはわかりません…ただ、自分ひとりではないので様子を見ながらの入り。

いつも思うんだけど、鶴巻温泉からのトレイル、最初の3キロはものすごく走りやすくて、そのためだけに鶴巻温泉に住みたくなる。毎朝5キロ程度のトレイルを走ってから仕事って夢のような生活じゃないですか。あぁ会社が鶴巻温泉に移転しないもんだろうかと妄想しています。百歩譲って秦野でもいい。

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ただ、鶴巻温泉に住んだら間違いなくこの25キロのトレイルだけでは飽きたらず、丹沢の山々を駆け巡る休日が予想される。そして、しまいには仕事をやめてトレランにのめり込む…そんな未来が容易に想定できる。うん、鶴巻温泉に引っ越してくるのはやめておこう。

3キロまで行くと、そこからがきつい。簡単にいえば最初の3キロ以外はきついコース。そんな難コースなのでかなりハイレベルなトレイルランナーが集まってくる場所でもあります。2年前までそんなにトレイルランナーなんて見かけなかったのにこの1,2年の変わりようはすごいものがあります。トレイルそのものもハイカーのものではなくトレイルランナーによって作られたであろう轍が多く見られるようになっています。

それだけ見てもトレイルランナーがどういう走りをするのかがよくわかります。とにかく衝撃を避けるために段差のないコース取りをするのがトレイルランナーなのでしょう。トップレベルの人がそうなのかはわかりませんが、明らかに段差を避けるように新しい轍が出来ているのはそういうことなのでしょう。

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トップランナーといえば、おそらく石川弘樹さんと思われるすごいランナーに抜かれました。わたしは雑誌でしか石川さんを知りませんので、なんかすごいのが後ろから来たとしか思わなかったのですが、一緒に走っていた万里の長城マラソンのメンバーの方が「石川弘樹さんだ」と教えてくれたので間違いないでしょう。いや、そうでなかったとしてもあの走り方はちょっと尋常じゃない。いろいろ速いトレイルランナーにこの山で見てきましたが、明らかに走りが違います。

なんて言ったらいいのでしょう。走りが滑らかなんです。無重力とでもいうか、本当に無駄な力が一切入っていないきれいな走り。

どうやったら同じような足の運びになるかいろいろと試してみました。すごく難しい。これまで身につけた走り方とは全く違うので、思っている方向に足が動かないのです。でも、だてに何年もピラティスをやっているわけではありません。体幹と足の筋肉、反応をアジャストしていくと、なんとかそれっぽい感覚をつかめました。これが今回最大の収穫です。下りが全く怖くありません。

わたしは下りが本当に下手で、恐怖心しかなかったのですがかなり驚きです。そのかわりふくらはぎへの負担がすごいです。裸足ランで鍛えているはずのふくらはぎが悲鳴をあげています。ここらへんはまだ筋力がついていないだけでしょう。あとは滑らかさの中にまだまだ無駄があるということなのでしょう。ただ、とにかく下りが楽しい。これは大きな、大きすぎる変化です。間違いなく裸足の全日本選手権に活きてくるでしょう。もちろん万里の長城マラソンにも。

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あとは持久力とフォームの定着だけですね。やるべきことが多すぎます。夏までもう残業とかしてる場合じゃないな。

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