激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクとハルカススカイラン ビヨンド

11月には2つのチャレンジを行う。タイトルにあるように激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクとハルカススカイラン ビヨンドにエントリーした。激坂最速王決定戦は箱根ターンパイクを往復する27kmのレース。ハルカススカイラン ビヨンドは16日間で累積獲得標高1,500mを目指すランイベント。

今年はハルカススカイランが開催できず、階段好きが集まってみんなの獲得標高を合計して宇宙を目指そうというもの。個人での競争はないのだが、抽選でイヤホンや豪華クルーズ旅行などが当たる。欲しいわけではない。激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクためのトレーニングにモチベーションが欲しいだけ。

しばらく本格的な練習をしていない。インターバルも2回しかしていないし、ロング走もしていないから、激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクを走れる自信がない。自信がないのに往復コースを選んだものだから、練習するしかないのだが、坂道トレーニングは気が滅入るのでやる気を引き出す必要がある。

要するに今の自分に必要なものを組み合わせただけのことだ。激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクが必要かどうかは判断が難しいところだが、RUNNING STREET 365のネタが欲しい。この時期にレース記事がないのはどうにも盛り上がりに欠けてしまう。

だから激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクでは全力で走るというよりは、取材がメインになる。何度も足を止めて撮影もすることになるだろう。だから厳しく追い込む必要はないのだが、これだけレースがないと全力でないにしても多少はストイックに体作りくらいはしておきたい。

16日間で1500mというのはそれほど難しくはない。そもそも期間が激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクと重なっているので、それだけで981mも獲得することになる。そう考えると練習では500mちょっと走っておけば、ハルカススカイラン ビヨンドは達成できる。

だがそれでは意味がないので、本番前に1500mを達成することがひとつの目標になる。近所に善波峠という峠がある。峠下の信号機からトンネル入口までの距離が約2km。高低差は約150mといったところだろうか。10往復すればいいという計算になる。1回5往復を2日行えばちょうどいい練習になるだろう。

もちろん皮算用だ。久しくまともに練習をしていない怠惰な人間に、それをやりきるだけの根気があるとは思えない。もちろん途中で投げ出すなんてこともしない。やると決めたのは自分なのだから、最後までやり抜くのが男というものだ。

ハルカススカイランに対しては強い思いがある。前身となる大会から出場し、短時間でオールアウトする楽しみにハマってしまった。マラソンも好きだが爆発的なパワーで駆け上がりつつも苦しみに耐えるというのはとても新鮮で、挑戦したい気持ちが煽られる。

マラソンとはまた違った筋力や戦略性が求められるので、フルマラソンとの両立が難しいと思っていたが、2年前にハルカススカイランで結果を残すために行ったトレーニングによって、わたしは筋力を取り戻し、愛媛マラソンでのアスリート枠を確保するに至った。

階段レースはわたしをランナーとしても、レベルアップに導いてくれた。だからこれからも走り続けるし、関わり続けたいという思いがある。それもあってハルカススカイラン ビヨンドにエントリーしたのもある。エントリーといってもStravaでチャレンジを選ぶだけなので大したことではない。

むしろStravaを使っていない人、使ったことのない人にとっては大きな障害になるだろう。いくら参加費がかからないチャレンジとはいえ、使ったことのないサービスを利用するというのは勇気がいる。わたしだってStravaを使い始めたのはRUNNING STREET 365で紹介して欲しいと頼まれたから。

それまではGarmin Connectで十分だった。だがStravaはSNSとしてランナー同士がつながることができる。もっともわたしは他のSNSでもそうなのだが、他の人の投稿をほとんど見ない。かっこつけているわけではなく、他人に興味がないから他の人がどんな走りをしたのか気にもならない。

FacebookもTwitterも似たようなスタンスだが、まぁ時々は見ている。それなりに繋がりの深い人が投稿しているから、少し眺めるくらいはするが、例えば電車での移動中に他の人の投稿を見るかというと、そういうことはしない。Instagramにいたってはゼロに近い。

それはともかくハルカススカイラン ビヨンドだ。16日間で1500mという挑戦の目標は宇宙まで獲得標高を積み重ねること。1人が1500mだから67人が達成すれば100km先の宇宙には到達する。でもどうせならもっと遠くまで、もっと高く積み重ねたい。

驚いたことに現時点で9,400人以上のエントリーがある。仮に1万人がエントリーしチャレンジを達成すれば1500kmも標高を獲得できる。宇宙ステーションよりもはるか先まで行けることになる。ちなみに月までの距離は約38万kmなのでここまで行くにはもっと多くのエントリーが必要になる。

さすがにその距離は無理だとは思うが、どこまでやれるのかは気になる。すべての人に協力してほしいとは言わないが、せめてStravaに登録していて、まだハルカススカイラン ビヨンドにエントリーしていないという人がいれば、ぜひ一緒に限界への挑戦をしてもらいたい。チャレンジは下記URLで申し込むことができる。

https://www.strava.com/challenges/harukasskyrunbeyond

マラソン大会は限られているが、挑戦というのは自分なりに工夫しながらいくらでもできるものだ。コロナ禍を挑戦しない理由にしないこと。わたしなりのささやかな抵抗。ちなみに激坂最速王決定戦 2020@箱根ターンパイクは明日までエントリーできる。こちらも挑戦の場としては面白いものになる。

何か物足りないと感じている人は、いずれかのチャレンジでもいいので参加してみてはどうだろうか。

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