徐々に走れる体が戻ってきたかもしれない。久しぶりに夕方ジョグをしたのだが、10kmを長いと感じることなく走れたのは、今年の春以来かもしれない。とあるシューズの試作品を試していたのもあって、退屈感がなかったのもあるのだが、やや重たいシューズでも気持ちよく足を回せていた。
激坂最速王決定戦前からランニングの距離も増えてきて、長崎ではほとんど走ってばかりだったので、体が目覚めたのかもしれない。年末年始の東西対抗東海道53次ウルトラマラソンには間に合いそうな気がする。間に合わなくても走るしかないのだが。
アディダスからの招待があり、今月中に本気でフルマラソンをオンラインで走らなくてはいけないのと、60kmくらいのロング走を1回行う予定なので、それで仕上げといったところだろうか。12月14日くらいにフルマラソン、21日くらいに60km走れればいい。
新型コロナウイルスに負けることなく、今シーズンもしっかり走り込みをした人と、そうでない人がいる。わたしは言うまでもなく後者だ。UberEatsの配達を始めたのもあるが、練習量が大幅に減っている。UberEatsのおかげで消費カロリーだけは増えているが(なぜか痩せはしない)。
おそらくUberEatsの配達は、これからも続けることになるだろう。40代はずっと続けると予想している。50歳になるときには引退できれば理想だが、それまでに稼げるようになっている必要があるので、場合によっては50歳でも自転車を漕いでいるかもしれない。
問題はそこではなく、2021年は練習できないことを前提にトレーニングメニューを組まなくてはいけないということだ。今年は要領が掴めなかったので、流されるまま走ったり走らなかったりしたが、2021年はUberEatsの配達を前提にして年間計画を立てて見ようと思う。
今月中に自転車を購入するのだが、今回は電動アシストはなしにしてみるつもりだ。それでどれくらいのトレーニング効果があるのかはわからないが、「UberEatsの配達=仕事=トレーニング」というシステムを確立させたい。それでランニングも速くなれば、ネタとしても面白い。
だが、自転車の配達だけで速くなるわけはなく、筋力アップもしなくてはいけないので、筋トレを集中的に行うことになる。週2回、1時間の筋トレ&ピラティス。これくらいならUberEatsの配達から帰ってきても可能だ。UberEatsの配達は週1で休みを入れれたらOK。可能であればそこでHIITを入れたい。
問題はこれでしっかりとリカバリーできるかといこと。1日60kmくらい自転車を漕いで、週2回の筋トレと週1回のHIIT。明らかにオーバートレーニングな気もするが、ライティングの仕事もあるのでそんな日ばかりが続くわけではない。冬の雨の日には配達も中止になる。
自分がどこまでできるのかはわからないのだが、4月の思川ざくらマラソン大会に仮エントリーしたので、ここでは本気で走ろうかと思っている。ラン仲間も出る予定なので、早く戻ってくれば取材する時間もある。春のレースなので、ここでサブ3みたいなことは言わない。
ただベストを尽くすレースをしたい。シューズも履くし、サブ3を狙うつもりでトレーニングを積む。そのときに、上記の方法で結果が出たなら面白いことになる。だが、それなりにストイックになる必要はある。半年以上もぬるま湯に浸かってきたわたしに、それができるのだろうか。
それも含めて挑戦になる。いや、本当に大事なのは自分に負けずに4月までトレーニングを積み重ねられるかどうか。甘さを捨てられたなら、結果がともなわなくてもそれは大きな問題ではない。次はアプローチの方法を変えればいいだけ。甘さを手放せないなら、何をしても変われない。変わりたいならやるしかない。